昨日、経済のサイクルをウォッチしているNational Bureau of Economic Research(NBER) によって、正式に米国は「Recession(景気後退)」であることが宣言されました。NBERによれば、米国のRecessionは、2007年12月からスタートしているということなので、すでにRecessionは11ヶ月経過していることになります。景気後退の定義は、NBERによれば、数ヶ月間に渡って、さまざまな経済活動が大きく低下することを意味し、それには、GDPの成長率、個人所得、雇用率、生産性、卸小売セールスなど、多くの要因が含まれます。「GDPのマイナス成長の四半期が2回連続続くことによって、景気後退が示唆される」と言われています。米国の経済のサイクルは、1854年からみると、成長と収縮は32回のサイクルがあり、成長は平均38ヶ月、収縮は17ヶ月ということです。1991年から2000年は、37四半期(111ヶ月間)という長期にわたって経済成長が起こり、これは米国史上最長記録でした(確かに90年代はイケイケドンドンでした)。
景気後退にスポットを当てれば、1980年以来、四半期のマイナスの経済成長が1回あるいはそれ以上続いたのは、以下の3回で、今回の景気後退が4回目として、これに加わります。
- 1980年1月~7月&1981年7月~1982年11月:合計2年間
- 1990年7月~1991年3月:8ヶ月間
- 2001年11月~2002年11月:1年間
- 2007年12月~?:すでに11ヶ月間経過
今回の景気後退は、すでに11ヶ月間続いているので、過去の平均でみれば、あと6ヶ月間で終了するという希望的観測も生まれますが、金融危機に直面している現状では、この平均値をクリアできる自信はありません。
この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。

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