ブログに関して言えば、何年も前からCGM (Consumer Generated Media:消費者創出メディア・コンテンツ)やUGC(User Generated Content(ユーザ創出コンテンツ)の一形態として取り上げていたのに、自分はブログをしたことがないというのは納得できないと思い、2005年4月23日にスタートして、すでに丸3年と3ヶ月が経ちました。それ以前も、もちろんJaMや他のオンラインサイトやオフラインの雑誌などで、1998年からレポートやコラムを書いています。ですので、すでに丸々10年間、米国のビジネス、マーケティング、消費者動向、市場動向、社会事象などさまざまな情報を、米国から発信し続けていることになります。
- なぜ、公私にわたって情報を発信し続けているのか?それは、日本から見えにくい米国社会のリアルヴォイス(本音)を、日本の人たちに伝えたいという「Desire(欲求)」からです。
- それでは、なぜそんな強い想いをもつのか?それは、米国に住む日本人で日米両国に家族を持ち、2つの国をこよなく愛していて、2つの国の人たちが、お互いにもっと理解しあって、もっともっと交流することを心から願っているからです。
- 日米は8000kmの太平洋を間に挟んだ、隣国です。隣国でありながら、社会・文化の面で、まるで正反対とも思えるほど、異なる考えや価値観を有しています。でも、それは「異なる」だけであって、決して「対立するもの」ではありません。
「JaM Media」は、こうした日本からは見えにくい米国社会のリアルヴォイスを、独自の視点で情報発信するために、8月1日スタートしました。マスメディアによる「米国情報の事実のみの日本語化情報」にはない、「市民・消費者」と「ビジネスパーソン・マーケッター」としての2つの側面から分析して、米国社会の「Insighter(インサイター:洞察者、この言葉は英語には存在しないJaM英語です)」として、CGMやUGMを目利きしながら、実体のある旬の情報をタイミング良く発信していきます。
まずは、第一弾が「Real Watch 2008年の米国大統領選挙」です。私は、すでに2007年2月から、この歴史的な大統領選挙をブログしてきました。8月に入り、11月の本選挙まで、ますます熾烈な戦いを繰り広げる2人の候補者Obama(オバマ)と McCain(マケイン)の動きは、従来は中々触れられなかった「人種・性差・年齢」など、さまざまな米国社会の課題を浮き彫りにしながら、展開しています。この世界中が注目する米国大統領選挙は、通常のリアリティTVなどでは思いもよらないほどのドラマを毎日巻き起こしています。このドラマをリアルタイムで送るJaM Media 会員制コラム「Real Watch 2008年の米国大統領選挙」を、ぜひご購読していただけるよう、お願いします。