そんな中で、過去2週間で、Obama(オバマ)政権の人事は急ピッチに進んでおり、毎日新たなポストの発表があります。人選をめぐる評価は、政治的立場によって賛否両論ですが(リベラルからは、中道的でオバマが約束した変革のための人事ではないという不満があります)、全体的な印象としては、オバマが常々訴えている「Practical(実際的)」で、プロフェッショナルな人たちが指名されているので、私は好印象を持っています。昨日は、民主党予備選挙に立候補して資金不足で途中で降りた元アイオワ州知事Tom Vilsackが、「Secretary of Agriculture(農務長官)」として指名されました。彼は予備選挙中は、HIllary Clinton(ヒラリー・クリントン)のサポーターとして、Attack dog(攻撃する犬)の役割で、オバマを厳しく批判していた人です。彼は、またオータナティブなエネルギーや環境問題に真剣に取り組んできた政治家として、農家や環境保護という相対する陣営から支持される稀な人でもあります。これで、オバマ政権には、以下の4人の元ライバルが入閣し、オバマの「Team of Rivals」の戦略はどんどん実行されています。
この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。