昨日は、ファーストレディのMichelle(ミシェル)がエリザベス女王の身体に触れたことがマナーからはずれた行動だとして、大きな話題となりましたが、ヴィデオを見る限りだと、最初に女王がミシェルに触れて、その動きに合わせるカタチで、ミシェルが女王の背中に手を回したようです。王室のマナーに詳しい専門家によれば、これは女王がミシェルに親しみを感じて起きた自然な行動で、2人の親密さを現すもので、何も問題はないと説明しています。バッキンガムパレスのスポークスマンからも、女王の身体に触れたことは、何も問題はないという発言も出ています。
ヨーロッパでは、ファースレディには「Mighty Michelle(マイティ・ミシェル)」というニックネームがつけられたほど、人気が高まっています。ミシェルのロンドンの女子学生たちのスクールの訪問は大きな話題を呼んでいます。彼女が着ていたブルーのアーガイルのカーディガンの評判の悪さは別にして、少女たちに「女性としてプライドを持つことや、人生の中で教育の果たす重要性」を自分の境遇をもとに話して、多くの少女たちをInspireしました。少女たちに感動したミシェルは涙を浮かべるシーンも見られ、スピーチが終わった後はステージに上がっていた少女たちを1人1人抱きしめ、シークレットサービスを振り切って、会場を埋めていた少女たちもハグし始め、彼女の暖かさを十分示しました。Elizabeth Garrett Anderson School は、11-17歳のおよそ1000人の女生徒がいます。彼女たちのバックグランドはさまざまで英語は母国語ではなく、学校では55ヶ国語を話されて、90%はマイノリティのエスニックグループの少女たちです。ロールモデルとしてミシェルを見上げる、少女たちの興奮を見ると、ミシェルの果たす大きな役割が十分理解できます。
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