ひさみをめぐる冒険
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ひさみをめぐる冒険
サンフランシスコ・シリコンバレー在住マーケターのINSIGHT(洞察)



Wake up, America!(目覚めよ、アメリカ)

8/27/2008

 
昨日は、Hillary Clinton(ヒラリー・クリントン)のスピーチだけが、凄かったわけではありません。

大きな話題となったのは、オハイオ州下院議員Dennis Kucinichのスピーチです。2004年と2008年の大統領候補は、「Wake up, America(目覚めよ、アメリカ!)」を連呼して、会場の民主党支持者を、大興奮させました。私も、これをちょうどライブで見ていましたが、みんなの興奮がじかに伝わる感じで、大いに「Fired up(燃え上がりました)」ました。

この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。

昨日のミシェル・オバマの「Inspired(インスパイア)されたスピーチ」アップデイト

8/26/2008

 
デンバーでは、オバマ暗殺の疑いを持たれた3人の男性に関する報道や、100人の抗議デモ参加者も逮捕されるという、ハプニングもあり、内外ともにさまざまなドラマは進行しています。

昨日の民主党党大会のハイライトは、脳内腫瘍の手術で会場に姿を見せることがないと言われていた上院議員Edward Kennedy(エドワード・ケネディ)の突然の登場と、Michelle Obama(ミシェル・オバマ)のスピーチに集約されました。2人とも、そのキャラクターをそのまま感じさせるポジティブで情熱的なスピーチで、会場にいた多くの民主党サポーターたちは、思わず目頭を熱くさせているようでした。

アップデイト:Nielsen Media Researchによれば、ネットワークおよびケーブルTV局によって、全米に放送された昨日のスピーチは、少なくとも2200万人が目撃したということです。

この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。

マケインのヒラリーを利用したオバマ攻撃の広告が、オバマとヒラリーの確執を深めています

8/26/2008

 
まだ、今日のHillary Clinton(ヒラリー・クリントン)のスピーチは始まっていませんが、McCain(マケイン)陣営は、Obama(オバマ)とクリントンとの確執をさらに広げるかのように、彼女のオバマ非難の言葉を利用して、ネガティブ広告を流しています。「Passed over」では、クリントンが「オバマには詳細なプランがない、彼にはクエスチョンマークがたくさんある、etc.」、様々な言葉をちりばめて、非難しています。

この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。

Obama VP Drama(オバマのVPドラマ):副大統領候補Joe Biden(ジョー・バイデン)

8/25/2008

 
米国の大統領選挙史上初めて、携帯電話のテキストメッセージで、副大統領候補を、メディアではなくサポーターに、最初に知らせるという、Obama(オバマ)キャンペーンの試みは、マスメディアのリークによって、実現できませんでした。

8/22(金)の夜、10:45(太平洋岸時間)、私も含めて多くのTV視聴者は、CNNやABCなどのネットワークTV局の番組で、Joe Biden(ジョー・バイデン)が副大統領(Vice President:VP)候補に選ばれたことを知りました。APも流したこの情報は、当然、その時間にオンラインのニュースサイトにいた人たちも知ることとなり、オプトインで携帯電話を登録していたサポーターたちに、メッセージがデリバリされたのは、2時間後という結果でした。また、当然起こりえることですが、登録したサポーターの中には、翌日も受信できないというテクニカルな問題も発生し、必ずしもすべての人がハッピーというわけには、いきませんでした。

この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。

民主党大会第1日:ミシェル・オバマのスピーチに注目

8/25/2008

 
すでに、コロラド州デンバーの民主党大会は、始まっています。

メディア1万5000人を含んだ、総勢5万人が集まると予測されており、オバマの民主党大統領候補としての正式指名がメインですが、、クリントン陣営といかに提携して、民主党が一丸となれるかが、焦点となります。

この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。

Obama(オバマ)の副大統領は、私が予想した通りJoe Bidenで決まりです

8/22/2008

 
今、CNNがソースを明かせないが、Obama(オバマ)の副大統領は、Joe Bidenだと、レポートしています。明日、オバマは携帯電話のテキストメッセージで、サポーターに直接発表するとしていますが、これは確かな情報です。

また、この件は、ブログします。

オバマの大統領候補としての最初の重要な判断:副大統領の選択

8/19/2008

 
Obama(オバマ)は、早くて、明日20日(水)、遅くても22日(金)には、副大統領(VP: Vice President)を発表すると言われています。大統領候補として最初で最も重要な「Judgement(判断)」となる、副大統領選びは、過去2ヶ月間、メディアやブログ圏の大きな関心事でした。オバマは、この選択を、真っ先に、彼を支持しているサポーターたちに知らせるために、「Eメールとテキストメッセージ(携帯電話)」で、直接発表するとしています。私も、今週中には、オバマキャンペーンから、Eメールで、VPの名前が知らされるはずです。

この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。

JaM MediaのeBook(Eブック)発売のご案内

8/14/2008

 
Picture
今日は、JaM MediaのeBook(Eブック)「ひさみをめぐる冒険」のご紹介です。

8月から米国大統領選挙のレポートを、ブログ「ひさみをめぐる冒険」から独立させて、会員制コラム「Real Watch 2008米国大統領選挙」としてスタートさせました。これのきっかけとなった、6月、7月の大統領選関連エントリをまとめたのが、今日ご紹介しているEブックです。

Obama(オバマ)が、Clinton(クリントン)を破って、民主党の大統領候補となった日から、約2ヶ月間、さまざまなドラマが毎日繰り広げられた米国大統領選挙を、リアルタイムでエントリしています。日本からは見えにくい米国社会の本音を満載したレポートです。JaM Mediaの会員制コラムの内容が知りたい方や、ご購入を検討されている方に、ぜひお勧めします。価格は、5250円(税込み)です。ご購入はこちらから、お願いします。

eBook(Eブック)に掲載されているエントリのタイトル一覧

2006年6月のエントリ
  • 今晩オバマ (Obama) が民主党大統領候補に決定します: 「Almost there」
  • Yes, We Can!: 「アメリカンドリームの証明」 ・Hillary (ヒラリー) の狙い (アップデイトとフォローアップ) ・「ブランディング2.0」 オバマキャンペーンの舞台裏のコンサルタントたち
  • 「The Obama Pound」 シーンが象徴するニュージェネレーション (アップデイト)
  • 「Change is coming」: オバマが見せた 「政治資金の透明性」
  • Bob Dylan (ボブ・ディラン) の 「オバマサポート発言」
  • Robert F Keneddy (ロバート・F・ケネディ) の40年前のオバマ出現の予言
  • Obama (オバマ) が推奨する 「WOM (Word of Mouth: クチコミ)」
  • Clinton (クリントン) が負けた理由① 「Change (変革) vs. Experience (経験)」
  • コンピュータを使えない大統領候補? 「PC vs. Mac?」(アップデイト)
  • 世界が期待する米国大統領はオバマ (Obama) か、マケイン (McCain) か?
  • 2008年米国大統領選挙:「妻たちの戦い①: Michelle (ミシェル) vs. Cindy (シンディ)」
  • クリントンが負けた理由② 「War Vote (イラク戦争開始への賛成投票)」
  • クリントンが負けた理由③ 「Dysfunctional Campaign (機能不全に陥ったキャンペーン)」
  • 2008年米国大統領選挙:オバマは僅差でリード 「6/26の投票者の気分」
  • クリントンが負けた理由④ 「Overconfidence (クリントンブランドへの過信)」
  • 支持者層で見るブランドイメージ:スターバックス (オバマ) とダンキンドーナッツ (クリントン)

2008年7月エントリ

  • クリントンが負けた理由⑤ 「Bill Clinton (ビル・クリントン元大統領の舌禍」
  • オバマの 「16ヶ月以内にイラクから米軍撤退プラン」 をイラク首相が支持
  • クリントンが負けた理由⑥ 「女性差別のカードを引いた」
  • オバマの48時間のアフガンニスタン滞在は、今のところ見事な 「Hoop」 で、ハイスコアを稼いでいます
  • 「オバマの中東訪問のヴィジュアルインパクト」 vs. 「マケインの失言とゴルフカート」
  • 「オバマのスピーチ」: ベルリンの熱狂と米国の反応
  • マケインのオバマ攻撃の広告: 「オバマは、リーダーではなく、パリス・ヒルトンやブリットニー・スピアーズと同じ単なるセレブレティである」

マジョリティがいなくなる米国社会:2042年、白人もマイノリティになります

8/14/2008

 
米国のアキレス腱、あるいは宿命とも言うべき「人種問題」を語る際に、真っ先に口にされる言葉は、「マジョリティとマイノリティ」です。米国にはさまざまな人種の人たちが住んでいますが、以下のように、大別されます。

  • 白人
  • アフリカ系(黒人)
  • ヒスパニック(スペイン語圏からの移住者)
  • アジア系
  • ネイティブアメリカン(アメリカンインディアン、アラスカネイティブ)
  • パシフィックアイランダー(ネイティブハワイアンとその他の太平洋諸島からの移住者)
  • 2つ以上の人種(Biracial & Multiracial、Mixed)
昨日発表されたU.S. Census Bureau(米国国勢調査)のデータによると、2004年に予想したよりも、8年も早く、2042年には、現在米国のマジョリティである白人が、過半数ではなくなり、すべての人種がマイノリティになると予測しています。米国の総人口はおよそ3億500万人ですが、2039年に4億人に達し、2050年には4億3900万人になります。この時の人種構成の予測は、以下となります。

  • 2050年の米国の総人口4億3900万人<<-- 2008年3億500万人
  • 白人:2050年2億330万(46%)<<-- 2008年1億9980万人(65.5%)
  • ヒスパニック:2050年1億3280万人(30.2%)<<-- 2008年4670万人(15.3%)
  • アフリカ系(黒人):2050年6570万人(15%)<<-- 2008年4110万人(13.5%)
  • アジア系:2050年4060万人(9.2%)<<-- 2008年1550万人(5.1%)
  • ネイティブアメリカン:2050年860万人(2%)<<-- 2008年490万人(1.6%)
  • オーシャンアイランダー:2050年260万人(0.6%)<<-- 2008年110万人(0.4%)
  • 2つ以上の人種:2050年1620万人(3.7%)<<-- 2008年520万人(1.7%)
ここで構成比の合計が100%を超えているのは、自分をどの人種として考えるかという、アイデンティティによって分類が異なるからです。民主党大統領候補のBarack Obama(バラク・オバマ)のように、父親がアフリカ系(黒人)、母親が白人と2つ以上の人種の「Biracial & Multiracial」の場合でも、人によっては、単独の人種(例えば黒人)に区分する場合もあります。特に国勢調査で「2つ以上の人種」という項目の表示が始まったのは、2000年からですので、項目への登録には個人差があります。

ここでのポイントは、白人のマイノリティ化と、ヒスパニック人口の急増(3倍)ということがあげられますが、俯瞰で米国社会を見ると、「人種におけるマジョリティとマイノリティの対立」という概念が徐々に薄まり、「Multiracial」の人たちの増加によって、ますます人種間の垣根が低くなるという点です。すでに「Generation Y(ジェネレーションY)」に代表される若年層は、この傾向があり、彼らは人種や文化の違いを受け入れ、逆にその多様性を楽しんでいます。今はまだ、人種差別の歴史的な痛みを、身を持って体験している層が、社会の中心を占めているため、容易に「人種問題」を語り、乗り越えるのは難しいものがあります。ただし、米国社会が、この「Post Race Era(人種を超えた時代)」とも言うべき時期に到達するのは、あながち遠い未来ではありません。

このデータを見ながら、我が家のことを考えました。夫は、人種や出身の国で自分を表現する言い方が好きではなく、「自分の先祖はデンマークから来たけど、自分はデーニッシュアメリカンと言う気はない。自分は、An American(1人のアメリカ人)だ」と言って、「なんとかかんとかアメリカン」という言い方を嫌がります。もちろん、彼は白人ですので、現在人種的に差別されているマイノリティの人たちとは立場が異なり、こうした発言も普段は滅多に口にしません。彼も含めて、米国では、白人男性の人種に関する発言は、ことあるごとに「人種差別発言」として受け取られるので、みんな非常に神経質になっています。夫は、以前「僕もマイノリティになったら、もっと自分の意見をストレートに話すことが出来る」と言っていましたが、2042年にはそれが実現しそうです。

私は米国に移住した1995年、永住権の手続きをする際に、自分自身の身体的特徴を描写する項目があり、困惑した記憶があります。もちろん、外国の小説では、必ず主人公や登場人物の髪や眼の色などを描写する文章が出てきますが、まさか自分が公の文書にそれを記入するとは夢にも思いませんでした。当時、一度も「自分の色」について、考えたことがなかった私は、横にいた夫にイチイチ「私の色」を確認しながら記入しました。

  • 私:「髪と眼の色はブラック?」
  • 夫:「髪はブラックだけど、眼はブラウン」
  • 私:「肌の色はイエローと書くべきか?」
  • 夫:「ライトブラウン」



私は夫に「肌の色」を、ライトといわれながらも、ブラウンと言われたことに、軽いショックを受けてしまいました。もちろん、私は、もともと肌は黒い方で、いつも日焼けしていることもあって、白くないことは認識していましたが、「ブラウン」とは予想外の答えでした。その時、子供の頃使っていたクレヨンや絵の具には「肌色」という色があったのを思い出し、夫にそのことを告げると、彼も、逆に「肌色」という名前で販売されていることに、驚いていました。


その後、「白人、アフリカ系、ヒスパニック、アジア系、ミックス」という人種に関する項目が現れ、はたと目をひいた言葉が、「パシフィックアイランダー」でした。私は、この言葉を目にして、広大な太平洋に散在する島々の間を、危険を顧みずに勇敢に航海する人々を思い浮かべ、さらにその太平洋の端っこにある島「日本」も、それに含まれてしかるべしと思い、勝手に自分を「パシフィックアイランダー」で登録しました。もちろん、これは間違いで、私は「アジア系」で記入すべきですが、この私の行動を見てわかるように、リアリティは、どのように自分自身を位置づけるか?です。

2042年には、夫も私も80代ですので、「マジョリティのいなくなった米国」を見るチャンスは十分あります。その「Post Race Era(人種を超えた時代)」で、私たち2人は、2008年の大統領選挙で、初の黒人大統領候補(あるいはBiracialの大統領候補)をめぐって、どんなに人種問題が大きな要素として機能したかを、歴史的な事実として、孫やひ孫に語る、あるいはブログする、そんな気がします。

ロシアとグルジア戦争:マケインの外交政策アドバイザーはグルジアのロビイスト

8/13/2008

 
8月7日、Georgia(グルジア)軍によるSouth Ossetia(南オセチア自治州)侵攻によって開始された、ロシアとグルジアの戦争は、13日両国の和平案の合意によって、停戦を迎えました。この戦争は、米国大統領として対応しなければならない「深夜3時の電話*」テストとして、メディアも一般も、McCain(マケイン)とObama(オバマ)の2人の大統領候補者のリアクションに注目しました。

この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。

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    大柴ひさみ

    日米両国でビジネス・マーケティング活動を、マーケターとして、消費­者として実践してきた大柴ひさみが語る「リアルな米国ビジネス&マーケティングのInsight」

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