ワークアウトをしている身体の動きに、シンクロナイズドして、音楽が作りだせる画期的なデバイスです。
これは、先週末サンフランシスコのモスコーニセンターで開催されていたInternational Health, Racquet & Sportsclub Association (IHRSA) で、ヤマハから発表されたもので、今年の夏米国で発売される新製品です。
過去3年間、この製品のコンセプトの米国市場での受容性の検証から始まって、試作機のテスト、ネーミングなど、さまざまな製品開発のプロセスに関わってきた私たちJaMチームは、会場で製品のブースを見た時、思わず「やったー」という感激で、いっぱいです。
Debbieと私は、会場のエントランスで、製品開発の生みの親とも言うべきヤマハの担当者のS氏を待っていると、最初に胸にピカピカ光るバッジをつけたワークアウト・スタイルの男性が現れ、いきなり「BODiBEATって知っている?」と、私たちに話しかけてきたので、思わず2人ともびっくり。やはり縁があるのか、モスコーニでの会話の幕開けは、BODiBEATのプロモーションで、始まりました。
担当者のS氏も、私たちがいきなりBODiBEATのピカピカ光るバッチをつけて、現れたのには驚いたようで、これも全て縁というものかと、お互いに納得状態で、会場のブースに向かいました。会場はフィットネスクラブのオーナーやディストリビュータ向けに、いろんな健康・フィットネス・ワークアウト関連の器具が陳列されており、エアロビックスのデモンストレーションや参加者自身がトレッドミルやステッパーなどを試乗しており、みんな気分はワークアウト状態です。
そんな中で、ヤマハのBODiBEATは、4つのモードがあって、その中から自分の好むモードを選び、PCとオンラインを駆使することによって、音楽と自分のワークアウトを管理できる、画期的なハイテックデバイスです。
- Free Mode
- Fitness Mode
- Training Mode
- Music Mode
詳細は、ウエブサイトのヴィデオクリップで見られるので、私はあえて触れませんが、ポイントは、モーションセンサーが走りのテンポにあわせて、ミュージックライブラリからマッチした曲を選び出したり、ワークアウトの最適化のために、心拍数を計測して、それをもとにその走りにあった音楽がプレイされるというものです。通常のMP3プレイヤーをつけてワークアウトしている人の多くが経験する、「途中で曲が切れる、テンポがあわない、ワークアウトにあった曲のコレクションがない」という悩みが解消されるだけでなく、「音楽とワークアウトがシンクロするという、まったく新しい気持ちのよさが味わえる」デバイスです。
私たちもこのコンセプトを耳にした2004年当時は、早くこれを世に出したいと願っていましたが、当初より多少時間がかかりながらも、製品化までもってこれた、担当チームに、感謝感激です。試作機のテストやネーミングに、協力してくれたPeer Influencer(ピアインフルエンサー)やUber Influencer(ウーバーインフルエンサー)にも、この朗報を早速知らせたところ、みんな大いに喜んでおり、製品を使用するのが楽しみだという返信が来ています。ネーミングは、当初インフルエンサーたちが推奨したものが、すでに他社に押さえられているために、登録できませんでしたが、今は「BODiBEAT」に納得しています。
音楽と運動は、切っては切れない間柄です。それをシンクロさせて、今まで感じたことがない新たな楽しさを提供するという、ライフスタイルの提案を、ヤマハは目指しています。今後も製品開発を継続して、BODiBEATの新たなバージョンをどんどん出していくということですので、新しい物好きの私は、大いにそれを応援していきたいと思っています。