ひさみをめぐる冒険
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ひさみをめぐる冒険
サンフランシスコ・シリコンバレー在住マーケターのINSIGHT(洞察)



Skype体験パート2

12/9/2005

 
私のSkype体験は、続々更新されています。

はっきり言って、便利です。

すでに、SkypeOut、SkypeInも 始めたので、通話相手がSkyperでなくても、普通の電話や携帯電話にかけられますし、Skyper以外の人からの電話も私のSkypeInの電話番号 で受けることが可能になりました。SkypeOutの購入は10ユーロ、SkypeInのための電話番号の取得が10ユーロで、合計20ユーロを、すでに Skype Shopで支出しました。12月7日付けで、1ユーロ=142.15円ですので、日本円にして2,843円で、国際電話10時間の通話が可能です。

今朝のSF Chronicleに よれば、Yahooも同様のサービスを始めることを発表しており、IP Phoneサービスは、Skype、AOL、Sonyと大手企業が参入して、競争が激化しそうです。Yahooの料金は、米国内の発信は1分間1セント、 全世界30カ国の国際電話の発信は1分間2セント、受信の料金は、月間3ドルあるいは年間30ドルと格安です。Skypeも同様ですが、自分のIP Phoneの電話番号は、どの国の市外局番でも選べるので、仮に、私が日本の東京の03の電話番号を取得すれば、東京の人が私に電話する時は、国際電話扱 いではなく、通常の東京在住者と同様のローカル料金で通話ができます。Skypeより安い料金で参入するYahooは、ポータルサイトとして、少しでもト ラフィックを自社サイトにもたらすことが、この市場参入のポイントだと言っており、このマーケットの競争は激しくなりそうです。

私がSkypeを始めた理由は、先月の携帯電話の請求金額に驚いたことに発しています。10月末に引っ越した時に、日頃テレマーケティングの電話しかかか らなくなった、自宅のランドライン(固定電話)を、新しい家では引く必要はないと、判断して、すべての通話を携帯電話に切り替えてしまいました。この間、 オフィスへは遠距離通勤となったために、自宅で仕事をする機会が増え、またビジネス上のコンファレンスコールが急増し、ビジネスパートナーとの日々の長時 間通話もかなり多用しました。ただし、これらの通話は、すべてパートナーのランドラインからかけてもらい、私は、電話を受けるIncoming Callの状態だったので、勝手に「なんとなくの無料感覚」で、通話していました。

日ごろの7倍以上の請求金額を見た私は、Incoming Callもチャージされることを思い出し、リミットを越えた時間数のチャージ金額がとんでもないほど高いことに気がつき、愕然としてしまいました。あわてて、SBCのサイトに 行って、ランドラインを引こうとしましたが、さまざまなCalling Planがあり、どれを選んでよいかわからず、さらに我が家はすでに彼らのカスタマーではないので、新規登録をしなければならず、それにはdeposit が必要という煩わしさ、それに加えて、オンライン上でのいろいろなプロセスの多さに辟易して、途中で、新規加入をやめてしまいました。

そんな惨めな状態だった時に、友人から電話があり、思わず事情を話したら、一時的でもいいからSkypeをインストールすれば、無料でSkyperと話が できます、というアドバイスをもらい、一気にSkyperになってしまいました。気がつけば、私の知人友人の中でも、ずいぶんSkyperが多く、 Skype IDを、Emailの名詞のところに書いている人もいて、いかに浸透しているかを、改めて、実感しています。今も、全世界で418億8,829人(12月 8日の米国西海岸時間午前8時10分現在)のSkyperが、オンライン上で、通話可能な状態でいることを考えると、本当に世界はつながっているようで す。

インターネットはケーブルのComcastを使っており、ここがなぜかDisconnectになることがあるので(今、理由を究明中)、ランドラインの電話は、緊急のオータナティブなネット接続の手段として(ダイアルアップ使用)、引く予定です。

しかし、電話会社はあらゆる問題を、カスタマーの立場で、真剣に考えないといけません。「便利で簡単で優れたサービス」が廉価で、日々生まれてきています。通常のビジネスのやり方で胡坐をかいていたら、カスタマーは本当に逃げ出してしまいます。

PS: 私は、今、Skype Shopに出ているSkype認定のモトローラの「Wireless Internet Calling Kit」 の購入を考えています。ブルートゥースを使ったヘッドセットとアダプターで、99.99ドルです。コンピュータから30フィートまで離れたも、ワイヤレス 状態が可能となります。自宅で他のことをしながら、電話できる便利さを考えると、これは欲しいと考慮している最中です。


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    大柴ひさみ

    日米両国でビジネス・マーケティング活動を、マーケターとして、消費­者として実践してきた大柴ひさみが語る「リアルな米国ビジネス&マーケティングのInsight」

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