- 2008年Twitterにアクセスするインターネットユーザ:600万人(インターネットユーザの3.8%)
- 2009年Twitterにアクセスするインターネットユーザ:1210万人(インターネットユーザの7.4%)
- 2010年Twitterにアクセスするインターネットユーザ:1810万人(インターネットユーザの10.8%)
それでも、ジャーナリスト、ブロガー、ライター、著名人、政治家といった、個人が多くの人たちにライブで直接話しかけたいと思っている人たちは、どんどん「Tweeple(Twitterを使う人たち)」となっており、米国のTwitterの一般への認知を促進しています。すでに5月のユニークビジター数では、New York Times(1500万)やWSJ(1000万)のサイトを追い抜いて、2000万に達したTwitterは、4月17日のOprahが番組で「Tweet」して以来、一般の認知は急上昇しています。
そんな中で、企業側のTwitterの活用もどんどん顕在化しており、先週ナチュラル&オーガニック製品を扱うスパーマーケット「Whole Foods」が、とうとう100万人のフォロワーズを達成するという快挙を成し遂げました。俳優のAshton KutcherとCNNの「100万人達成レース」は、米国で大いに話題となりましたが、著名人、メディア、ノンテクノロジーの企業が、わずか1年で100万人のフォロワーズを達成するのは初めてです。もちろんの他の企業と同様に、Twitter専用のさまざまなプロモーションをつけて、フォロワーズをキープしています。Whole Foodsは、以下のような部門、トピックス、エリアごとにTwitterのアカウントを設定して、カスタマーサービスやエンゲージメントに徹底利用しています。
- グローバルトピックス
- チーズ
- ワイン&ビール
- レシピの自動フィード
- 大都市周辺(シカゴ、ダラス、ヒューストン、ラスベガス、LA、モンゴメリーカウンティ、NY、ヴァンクーバー)
- 全米各都市
日本の講演やトークセッションでもお話ししましたが、FacebookのようなSNSは、Peer(仲間)同士がお互いの近況を共有する非常に「プライベートな場」で、それに対してTwitterは、個人が多数の人たち向けてリアルタイムで情報発信する「パブリックな場」という相違があり、マーケティングやプロモーションに向いているという利点があります。
日米ともども、今後の「Twitterの進化」は見逃せない、それを実感します。