85年前に建築された家に、またしても修理しなければならない箇所を見つけて、ぐったり。明日はその修理箇所のInspectionの人が来ます。自宅の中も、私の眼から見るとかなり汚れており(私のスタンダードはかなり高い。笑)、真っ先に大掃除を開始。フロントヤードとバックヤードの草むしりや水撒き、プラントの手入れなどフィジカリーにしなければならないことに追われていました。それでも徐々に綺麗になってきたので、やっと我が家の良さをエンジョイし始めています。SFベイエリアは、例年になくクールな夏で、夏ぽくないとみんなぼやいていますが、私はハッピー。日本の暑さと湿度からの開放は、こんなに身体を軽くするのかと思い、早速自転車で島を18マイル(29km)ほど駆け抜けました。空は青く、ベイには白波が立ち、セールボートが気持ちよさげにタッキングやジャイブを繰り返しているのを見て、帰ってきたことが実感できました。
言い訳のないほどのブログレスは、日本滞在中に8回もおしゃべりをして、その間ミーティングやら地方出張やらと多忙を極めて結果です。また、Twitterの簡易さと速さ、さらにおしゃべりの楽しさに心を奪われて、ブログを面倒くさいと思ってしまったというのが、正直な気持ちです。「水は低きに流れる」と言うとおり、人は簡単さに流されやすいと、自戒しています。
今回は「どっと混む福井(福井インターネット通販研究会)」のお招きで、福井でお話をする機会がありました。みなさんすでにTwitterまでは十分に使いこなしていられましたが、Facebookにはまだ至っておらず、私の話の後で、Inspireされたのか、すぐにFacebookアカウントを取得してFBを始めたそうです。皆さん、非常に熱心で色んな質問が飛び交い、今、福井は「Facebookブームです」というご連絡がありました。
私は日本海に近い旅館「越前満月」に泊まり、福井のお魚とお酒(黒龍がお薦め)、夏祭りを同時に満喫しました。以下は、福井の思い出の写真です。「きゅうりの1漬け200円」に驚きましたが、一番嬉しかったのは、金魚すくいで7匹掬ったこと。もちろんキャッチアンドリリースでしたが、昔から金魚すくいには自信があり、その腕が落ちていないことが証明できて、大ハッピーでした(コツは、皆さんご存知のように、酸素をとる為に水面近くにきた金魚を、水槽の壁を生かしながら、手のひらを返して、紙が破れないように薄い角度でさっと掬うこと)。
日本のCountry sideは、歴史的にも古い色々な伝承があり、いつも私は興奮します。水が豊かな福井には「九頭竜川」という名前の川があり、1500年以上前に、継体天皇が皇子の頃、氾濫の続くこの地域を治水したという逸話があり、ロマンを掻き立てます。
お米、お酒が美味しい、水と緑の豊かな福井の自然は素晴らしく、さらに「福井の夏は暑く、人も熱い」、本当に良いところです。