ひさみをめぐる冒険
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ひさみをめぐる冒険
サンフランシスコ・シリコンバレー在住マーケターのINSIGHT(洞察)



10月29日「ad:tech tokyo 2010」にパネリストとして登壇します

9/21/2010

 
10/28、10/29の2日間、ザ・プリンス・パークタワーで開催される「ad:tech tokyo 2010」に登壇することが決まりました。これで、ad:tech tokyo 2009、ad:tech san francisco 2010 と3回連続参加となり、嬉しく思っています。

今回は10/29(金)の14:15-15:05に開催されるパネルで、デジタルサイネージに関するディスカッションです。以下が詳細です。

  • デジタルOOHが実現するPC/モバイル機器を超越する双方向性
  • デジタル・マーケティングは、ツール、デバイスの進化によっても、変化がおきる。デジタル・サイネージ(OOH)もその一つのデバイスである。今までの屋外広告と異なり、双方向なやり取りも可能であり、またさまざまなセンサーやネットワークとの組み合わせで、今まで出来なかったコミュニケーションが可能になってきた。このセッションでは、デジタル・サイネージが、今までの屋外広告と何が違うのか。デジタル・サイネージは、誰にとって有用なツールなのか。また、デジタル・サイネージの、現在の日本、アメリカでの状況と、期待値について討議の中で明らかにします。デジタル・サイネージは、すでにネットワークやさまざまなデジタルと接続されています。Webマーケティングとサイネージは関係と思っている方は、ぜひご参加下さい。

    モデレータ 本間 充:花王株式会社 Web作成部 Web技術グループリーダー

    パネリスト
    • 佐藤 一夫:株式会社NTTドコモ モバイルデザイン推進室 第一推進 担当部長
    • 清水 幹太:株式会社イメージソース、執行役員
    • 吉田 勝広 :オリコム メディア推進室
    • 大柴ひさみ:JaM Japan Marketing LLC、創設者&マネージングメンバー

    ad:techはマーケティングコミュニケーションに関わる全ての人が、グローバルにソーシャルする場です。単に最新情報やテクノロジーへの関心だけでなく、世界レベルの人たちと交流し、様々な角度から知見を共有して、大いにディスカッションする価値ある機会です。会場に来て、実際に参加することを強くお薦めします。私は、2日間会場で動いていると思いますので、見かけましたら、ぜひお気軽にお声をおかけください。アドテック東京の申し込みはこちらのページからです。

    またこれに伴い、またしても日本に出張します。10/25から11/5までの間日本に滞在していますので、F2Fで実際に私とミーティングしたい方や企業内でのセミナーや講演をご希望の方は事前にご連絡ください。スケジュールの調整がつく限り、フレキシブルに対応します。ご連絡は弊社のコンタクトページからお申し込みください。


    mixi meetup 2010も無事終了、米国に戻って

    9/20/2010

     
    日本のmixi meetup 2010に登壇するために急遽日本に出張し、米国に戻ってから早1週間が過ぎました。やっと落ち着いたので当日の写真をアップしました。

    会場はどのセッションも熱気ムンムンで、立ち見の方も出るほど。オーディエンスの関心は午後の笠原社長による「mixiの新プラットフォームの発表」で、私も控え室でUstで見ていましたが、スタートが遅れて、随分BGMだけを聞かされたせいか、Ustのコメントも「もうこの音楽覚えちゃった」という声も聞こえるほどでした。笠原社長の発表の詳細はいろんなところで報じられていますが、私の印象は「外に向かうmixi」といった感じ。「内向きさ」を指摘され続けたmixiの心意気を感じました。提携先として、中国のSNSの最大手のRenren、韓国最大手のCyworldをあげて、国内ではYahoo!、楽天、モバゲータウン、はてな、などが「mixiチェック」を導入するということで、オープンになっていく基本方針をガツーンと明示したと思います。当日モデレータを努めた、TechWaveの湯川さんがまとめていますが、「蛇足」と称した湯川さんの分析の中で、「~ミクシィのエンジニア、営業、すべての従業員が力を合わせてmixiのソーシャルグラフの活性化により努力しなければならない。日本の大半の情報、モノ、カネがmixiのソーシャルグラフを行き来し、それ以外の場所では、情報、モノ、カネはほとんど動かない、というレベルにまでもっていくことができれば、どの会社もより積極的にミクシィと連携しようとするだろう」という指摘は、みんなきっちり理解すべきだと思います。

    私のパネルディスカッションは、この発表に押されて、30分遅れて、17時予定が17時半からスタート。パネリストの佐々木さんが次の予定があって、18時10分ごろまでしかいられないということで、波乱万丈の幕開けでした。皆さんの自己紹介を兼ねたSNSやソーシャルメディアのご意見が一巡して、すでに時計は18時近く。米国では50歳から64歳のネットユーザの47%がSNSを普通にユーティリティとして使っているというトピックスを、ディスカッションし終わった頃、残念ながら佐々木さんが退席されました。佐々木さん不在ながらも、「ソーシャルメディアの三天王(江端さん、長澤さん、横山さん)は私の投げる球を緩急自在に受け止めていただいて、無事に終了しました。内心しゃべりすぎたかなと冷や冷やしていましたが、「ファシリテイトが男前で惚れる」という私の本質を突いたコメント(笑い)もあり、オーデェンスの方には喜ばれたようです。

    米国では、すでにCLO(Chief Listening Officer)、CPO(Chief People Officer)、CCEO(Chief Consumer-Engagement Officer)といった、ユーザとのコミュニケーション注力する責任者が経営レベルに存在します。これは、従来のマーケティングや広報、セールス、カスタマーサービスといった縦割りの担当者レベルでは、ソーシャルメディア及び様々なタッチポイントにおける、ユーザとのエンゲージメントに対応できないという危機感から発生した考えです。ソーシャルメディアを活用してマーケティングする場合、こういった企業側の全社的で長期的な取り組みと、さらにそれを支えるコミュニケーション戦略のアーキテクトとしての役割がマーケティング会社に求められています。ディスカッションでも、それはすでに皆さんが十分実感していることで、実現へのトライアンドエラーがこれから急務だと言われていました。

    ユーザがすでにソーシャルメディアを大いに活用して、その影響力を駆使してエンジョイしている以上、企業もそこに行くべきです。また、コミュニケーションのプロのマーケティング会社も企業のパートナーとして、積極的にイノベイティブな戦略開発及び実行していくべきです。米国では「習うより慣れろ」っていう感じで、「走りながら考えて」います。日本もそれはできるはずですし、mixiの動きに代表されるように、どんどんこうした考えに基づく流れは広がっていく、それを実感したコンファレンスでした。

    画像

      大柴ひさみ

      日米両国でビジネス・マーケティング活動を、マーケターとして、消費­者として実践してきた大柴ひさみが語る「リアルな米国ビジネス&マーケティングのInsight」

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