子供時代は、「海水浴(この言葉も古めかしい感じがしますね)」は、いつも江ノ島に出かけ、「海の家(これの古い言い方です)」の座敷に座って、「カキ氷」を食べるのが、小さな子供の楽しみでした。大学から社会人にかけては、湘南はサザン・オールスターズのさまざまな歌とともに、友人たちとクルマで気軽にドライブする場所でした。突然、思い出しましたが、私の弟は、大学時代波乗りばかりしており、ロングボードをクルマに積んで、週末は夜中に湘南に通っていました。道が混むので、夜中に出かけて、夜明けから朝方サーフィンをして、道が混む前に帰るというのがパターンでした(もちろん、もう波にはもう乗れないと本人は言っています)。
今回は、台風が近づく中、ヨットハーバーのある江ノ島が見たくて、行って来ました。ハマグリやサザエのつぼ焼きのにおい、人形を打ち落とす昔ながらの射的、海辺にぴったりのラーメン屋など、ビーチタウンの面影はきちんと維持されていました。以下は、私が撮影した江ノ電と江ノ島の写真です。サーファーがボードを抱えて、横切る姿を見て、夫いわく、「Santa Cruz(サンフランシスコ・ベイエリアの南に位置する太平洋岸にあるビーチタウン)に、何となく似ている」ということで、洋の東西を問わずビーチタウンは同じようです。私のお気に入りは、江ノ島弁財天の銭洗いの竜神です。この竜神の顔が結構シュールで好きです。「やっぱり海はいいな」、こののんびり気分とテンポは非常に気持ちがいいです。