ひさみをめぐる冒険
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ひさみをめぐる冒険
サンフランシスコ・シリコンバレー在住マーケターのINSIGHT(洞察)



「YouTube時代の大統領」が受けた市民のYouTubeヴィデオインタビュー(台本なし)

2/2/2010

 
市民の声を社会に反映させるチャネル「CitizenTube」は、現在、大統領の一般教書演説へのヴィデオ質問にフォーカスしています。オバマ大統領は昨日ホワイトハウスのライブラリで40分間を使って、1万1000以上の質問の中からユーザの投票で選ばれた10以上の質問に答えています。大統領は質問の事前のスクリーニングもなく、台本なしの回答です。ヘルスケアのリフォーム、税金、スモールビジネスなど、今国民が疑問に思っている質問が直接大統領にぶつけられています。先週の共和党との直接の質疑応答も迫力がありましたが、こうした市民との直接的なインタラクションは、非常に重要です。まさに大統領はキャンペーンモードです。

PS: ちなみにまだ拙書「YouTube時代の大統領選挙-米国在住マーケターが見た、700日のオバマキャンペーン・ドキュメント」を読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。


「The YouTube Interview with President Obama」が昨日公開されました。先週のObama(オバマ)大統領の一般教書演説に関する、YouTubeを使った市民からのヴィデオ質問です。大統領選挙キャンペーン中で、大いに活用されたインタラクティブなYouTubeをプラットフォームとして、直接国民の疑問に答えるヴィデオです。

台本なしの今日のオバマ大統領と共和党の質疑応答は真のリアリティTVです

1/29/2010

 
C-Spanは、ワシントンの政治家たちのリアリティを、淡々とTVカメラで映していますが、ヒートアップした政治家の言動は、単なるリアリティTV番組より面白く、最近最もホットな「政治劇場」と言われています。今日の台本なしのとの質疑応答は「飛んで火にいる夏の虫と」思っていたはずですが、この夏の虫は火の中で、嬉しそうに飛び回り、周囲を大いにかき回した、という感じです。

また少なくとも、大統領が共和党の言い分に聴く耳を持って、彼らの陣地に出かけたことはポイントで、さらにホワイトハウスがかなりプッシュして、TVカメラが入ったことが成功の要因です。このC-Spanの放送の良さは、そこには政治評論家やTVレポーターといったバイヤスがかかる人たちが存在しない点です。最近のケーブルTVが「ゴングショウ」的で、極端な政治志向に走りやすい中で、ありのままの政治家の姿が映し出されるC-Spanは、視聴者が自分で目で見たことを、自分のアタマで考えることができます。

「密室の中の政治」とは古臭い言葉ですが、民主党が「ヘルスケアのリフォームの論議」で共和党を締め出して、密室で話し合ったことは多くの批判を呼びました。オバマ政権が打ち出す「政治の透明性」を強化する上でも、このC-Span的な作りこみのないカメラを入れて、国民にありのままを見せのは、信頼の獲得の上でも好ましいと思います。

今朝は米国の第4四半期のGDPが5.7%の成長率と、過去6年間で最も速いペースであるというニュースが入ってきて、ちょっと気分が明るくなりました。

もちろん失業率は相変わらず二桁で、「雇用創出」が最も大きな米国民の願いであることは変わりません。ただし、大統領は、おとといの一般教書演説で、「リセットボタン」を押して、米国民と「Re-engagement(再エンゲージメント)」を試みました。その直後のGDPのグッドニュースですし、今日大統領は共和党とFace to Face(対面)で、TVカメラを入れて、1時間半にわたってスピーチおよび質疑応答を行っています。

Obama(オバマ)大統領の「State of the Union Address(一般教書演説)」を聞いて...

1/28/2010

 
スピーチのキーワードは以下です。

Job(雇用) 24, Economy (経済)14, Goverment(政府) 12, Deflicit(赤字予算) 11, Green energy(グリーンなエネルギー)10, Reform (再建)10, Banks(銀行) 8, Change(変革) 7, Taxes(税金) 7, Small business (スモールビジネス)7, Health Care(ヘルスケア) 6, Gay(ゲイ) 1

このキーワードを見れば、大統領がこのスピーチで米国民に語りたかった問題の優先順位が良くわかります。「雇用創出」、これが2010年の最も重要な解決すべき課題で、そのための具体策の1つとして、7000億ドルのTARPから300億ドルの資金をコミュニティの銀行に移し、スモールビジネスがローンを借りられるようにすると発表しています。上院・下院の民主党および共和党には、耳の痛い言い方で、「ワシントンは毎日が選挙」という態度を改めて、問題を解決する責任を果たすように、訴えました。

大統領はいつも非常にクリアに言葉を発音します。このスピーチも、平易な表現で、米国が抱えるさまざまな問題をユーモアを交えて、わかりやすく説明しているので、ぜひじっくり腰をすえて聞いてみてください。米国の抱える問題や考え方が、自然に頭に入ってきます。私も驚きましたが、レポーターもここまでカジュアルでユーモアを交えた一般教書演説は、過去の大統領には例がないと、その印象を語っています。

「Dr. No(すべての大統領の政策に反対する)」と化した共和党も、大統領が「米国はNo2のポジションを受け入れることはできない」と訴えると、両党から「We're number one! We're number one! We're number one!(我々はNo1)」というチャントとスタンディングオベーションが生まれました。他の国からは見ると、傲慢な米国的な態度と思われるかもしれませんが、私から見ると「若者のOptimsmの反映」といった印象で、世界の中で誰かがこのナイーブとも言うべきエネルギーを持ち続けることが必要だと感じました。

CBSの演説直後のクイック調査では以下のような数字が挙がってきています。

  • 83%が大統領のスピーチを認める
  • 演説前の57%の支持者が演説後には70%へ:「大統領は米国の抱える問題の優先順位を国民と共有している」
  • 演説前の55%の支持者が演説後には71%へ:「大統領の経済計画は平均的な米国人を助けることができる」
この調査は44%が民主党支持者、21%は共和党支持者という回答者の比率で、オバマ支持者にバイヤスがかかっているので、米国民の声をそのまま反映しているとはいえません。ただし、少なくとも直接米国民に呼びかけた大統領の肉声は、やはりある種の安心感を国民に与えたことは否定できないと思います。

マサチューセッツ州の上院議員選挙での民主党の敗退は、米国に広がる政党への不信感を強く持つ人たち(無党派層)の怒りの増大を示唆して、オバマ政権とワシントンの民主党議員の間には「戦慄」が走り抜けました。この「坑道のカナリア」ともいうべき警鐘が、今、1月の時点で起きたことは、オバマ政権にとってラッキーだと思います過去1週間のオバマ大統領のトーンは完全に選挙期間中に戻り、「We & You」という言葉を連発しています。オバマ政権のグラスルーツキャンペーンを成功させたキャンペーンマネージャーのDavid Plouffeも先週オバマ政権に復帰しており、オバマ政権は就任1年目で早くも戦闘態勢に入りました。これも「Instant Grafitication(瞬間的な満足)」に慣れている米国民にとって、「モット時間が必要」と待つことが依頼するのが、実に困難であるかを象徴している出来事です。

「攻撃は最大の防御」という鉄則はさまざまな分野で活用できます。守りに入ったビジネスや政権は、弱体化します。ヘルスケアのリフォームという政治課題のために、守りに入っていたオバマ政権にとって、昨日は「ボタンをリセット」した重要な日です。スピーチの最後に大統領は「We don't quite. I don't quite.」という言葉で、決意を強く表明しています。3億人の人口を抱える米国は、ホモジーニアスな日本とは異なり、さまざまな人種や民族、政治的主張、価値観の異なる人間たちの集合体です。3億人分の異なる期待にどこまで応えていくのか、私のような常人は、想像しただけでもをアタマをハンマーで殴られたような痛みが走ります。あきらめないといっている大統領に、私は期待して、もう少し時間をあげたいと思います。

昨日は2人の超優秀なマーケターの登場で米国は盛り上がっていました。最初は地元サンフランシスコで新製品を発表したAppleのCEOのSteve Jobs(スティーブ・ジョブズ)です。私も、Yerba Buena Center of Artsから招待されたレポーターによって、どんどんライブでアップデイトされる彼らのTweetを読みながら、私のアカウントで笑いながらTweetしていました。Twitterの面白さは、Tweetererの感情的なリアクションが見られる点で、140文字で表された感情表現は、製品への批判でありながらも非常に面白く、コピーライターも中々こうは書けないという名コピーが多く、エンジョイしました。これはまたあとで、エントリします。

夕方から登場したのは、Obama(オバマ)大統領で、支持率が下降する中で、「State of the Union Adress(一般教書演説)」を行いました。米国民に、直接大統領の言葉で、2010年の米国の向かう道筋を説明する大事な演説です。スピーチの全文はここで読めます。ヴィデオは以下です。1時間11分のスピーチの中で、大統領は91回のアプローズ(拍手喝采)、58回のスタンディングオベーション(立ち上がって拍手喝采)を得て、その中に共和党の40回も含まれています。

ソーシャルメディアや携帯電話で寄付を集めるハイチ地震救援

1/14/2010

 
最近はTwitter(ツィッター)で気になった事柄をマイクロブロギングしていて、ブログの更新が少なくなっています。Twitterのサイトにログインしていると、自分がフォローしているさまざまなサイトからTweetが入るので、ついRetweetしたり、深堀してしまいます。たしかに瞬時に情報がアップデイトされるTwitterのライブ感は、ユーザにとってアトラクティブです。また、自分の関心事のログとしてメモ代わりにも使っており、その日の自分の興味と関心事の推移がよくわかり、ライターとしては非常に便利なツールとなっています。

今朝の私の最初の興味は、スマートフォンを含むモバイル(携帯電話)からのウエブアクセスが、3年後の2013年にはPCを抜いてしまうというGartnerの予測です。Gartnerによれば、ウエブアクセス可能な携帯電話は18億2000万台となり、PCの17億8000万台を超えて、メインのインターネットアクセスとなると予測しています。Morgan StanleyはPCを抜くには5年かかると予想していますが、確かに消費者のモバイルへの依存は急速に高まっており、Gartnerの2013年の強気の予測は正しいかもしれません。

今朝はさらに、Obama(オバマ)大統領が迅速なHaiti(ハイチ)地震救済を実施するために、米国は1億ドル(100億円)供出、最大5500人の米軍兵士を救援に差し向けると発表しました。ハイチ地震救援寄付でも、この携帯電話が大きな役割を果たしています。DailyFinanceよれば、すでに携帯電話のテキストメッセージで、赤十字に300万ドル(3億円)寄付が集まり、これは1日のモバイルによる寄付では最高額を記録したというニュースが入ってきました。これは過去の災害時の寄付の記録である、2004年12月のインドネシア津波の時の20万ドル、2005年8月のハリケーンカトリーナの時の40万ドルを、大きく上回る金額です。今回は「HAITI to 90999」をテキストメッセージすると、10ドルが自動的に赤十字に寄付されるという非常にシンプルなもので、誰でも簡単に参加できる仕組みとモバイルがアクションを起こすためのツールとしてますま生活に根づいていることを示しています。

また、今週は米国の交通事故の28%が、ドライバーが携帯電話で通話中あるいはテキストメッセージをしている最中に起きているというデータも発表されており、米国民のテキストメッセージへのオブセッションが、ハイチ地震救済の寄付にも現れているのかもしれません。ハイチ地震救済の団体のリストはここでも見られます。こうした救済のための寄付金募集という「call-to-action」で最も有効な手段はやはりTwitterやソーシャルネットワークといったソーシャルメディアのチカラです。いろんな情報が続々と入ってくる中で、瞬時にライブで仲間に呼びかけることが可能なソーシャルメディアは、行動のバイラル化が可能で、さらにヴィデオも駆使できるので、大きく人々の心にインパクトを与えています。

ただし、最悪死者5万人とも推定され今回のハイチ地震救済のために、続々集まる個人の寄付によって、最もビジネス的に恩恵を受けるのは、皮肉なことに、莫大なお金のトランザクションを扱うクレジットカード会社や銀行です。ハイチの78%の国民は、1日に2ドル以下で生活するという貧しい国です。地震によって完全にインフラが崩壊してしまった現在は水や医療、食物が最も重要なものとなっています。でも、今すぐにお金が使えなくても、今後の復興にとっては非常に重要になので、どんなカタチにせよ、寄付は必要です。

すでに、ハリウッドやNBAといった俳優やプロアスリートも支援行動を開始しており、国連や諸外国の支援も続々ハイチに到着しています。カナダ、中国、スペイン、アイスランド、ブラジル、べネズエラ、メキシコ、英国、イタリア、フランスなど、全世界が手を差し伸べようとしています(日本の名前は今の時点で見えていません)。グローバル的な支援は始まっています。私もブログやTwitterで、か細いながらも、ハイチ地震救済の情報を発信して、サポートしたいと思います。

どうやら米国民の過半数は、オバマ大統領のアフガン戦略を受け入れたみたいです。

12/7/2009

 
"Hard to sell(売るのは難しい)"

Nielsenによれば4080万人が視聴した12/1のObama(オバマ大統領)のアフガニスタン戦争戦略のスピーチを見ていて、真っ先にアタマに浮かんだ言葉です。

大統領は「2008年の最も優れたマーケター」に選ばれたほどのマーケティングの巧者です。そのマーケターとしての類稀なるチカラによって、民主党内ではHillary Clinton(ヒラリー・クリントン)に打ち勝ち、本選挙で共和党のJohn McCain(ジョン・マケイン)を破って大統領になりました。就任後も、大恐慌以来の全世界経済危機の中で、効果がないと批判されながらもTARPや経済刺激策などを推進し、歴代の大統領の難問である「ヘルスケアリフォーム」の立法化に着手し、さらに地球温暖化への米国の本格的な取り組みを示し、クリーンエネルギーの推進など、枚挙に暇がないほどの多岐にわたる問題を、国民にマーケティングしています。彼を見ていると「他にスタッフはいないのか?」と思うほど、すべての問題をいつも大統領が直接国民に説明しています。もちろん、大統領以上にスピーチや説明の上手な人がいないという事実もありますが、「Accountability(説明責任)」を一身に背負った大統領を見ていると、何とまあ大変な仕事だと思います。

ただし、そんなスーパーマーケターの大統領でも、「3万人の増兵(結果合計米軍兵士の数は9万8000人)と2011年7月(18ヶ月間)に状況が許せば、米軍は撤退し始める」というアフガニスタン戦略は、簡単にマーケティングすることが出来ませんでした。スピーチ直後の大統領への民主党内および一般のリベラル派からの非難は物凄いものがあり、大統領のウエブサイトに「戦争推進のために大統領に投票したのではない」というコメントも出るほどで、反戦活動が盛んなサンフランシスコではデモもありました。また、共和党からは米軍撤退の期日をセットしたことによって、テロリストはそれを逆手にとって利用するし、米国勝利に至るまで撤退すべきではないという批判もでています。また、メディアや政治評論家と称する人たちも、負債が増え続ける米国は、米軍兵士1人に付き年間100万ドル(1億円)の費用がかかり、3万人分合計300億ドル(3兆円)をさらにまかなうことが出来ないとして、こぞって大統領を批判して、スピーチ直後の大統領はまるで四面楚歌状態でした。

私はこうしたメディアやリベラル、コンサーバティブの「一方的な非難」を目にしながら、「じゃーどうすれば、アフガニスタンをタリバンの手に渡さずに、テロリストの攻撃から米国を守り、この泥沼化しているアフガン戦争から無事に抜け出せるのか?」と聞きたくなりました。また、アフガニスタン戦争には、米国だけでなくNATOなど関係諸国も派兵しており、オバマ戦略を受けて、各国からさらに合計1万人が派兵されます。お金がないからと言って、単独行動は簡単に出来ません。また、オバマ大統領のスタンスは、基本的には選挙キャンペーンの時から変わっていません。彼は、最初からイラクではなくアフガニスタンがテロリストの主戦場であると主張して、大統領就任後もすぐに2万1000人の兵士をアフガニスタンに送っています。彼を支持して投票した人たちは、「裏切られた」と言っていますが、これも「自分たちが見たいイメージをオバマ大統領に投影して、自分たちにとって好ましいオバマ像を作り上げた結果」であると思います。

そうは言っても、アフガン大統領Karzai政権の不安定さは深刻です。今日のニュースでは、真偽は良くわかりませんが、アフガン政権の中には、マネーロンダリングをしてキャッシュを国外に持ち出そうとしているという報道があり、90%が読み書きが出来ないと言われているアフガンの警察官や兵士を、たった18ヶ月間でタリバンに対抗できるようにトレーニング出来るのか?など、問題は山積みです。イラクと違って国全体の後進性が指摘されるアフガニスタンが、どこまで米国のコミットメントに対応できるのかは見えませんが、他にBetterな方法がなかったから、3ヶ月間悩んだ大統領は決断を下したんだと思います。一度始めた戦争の引き際は難しく、簡単に「一抜けた」と止められるものではありません。

スピーチ直後の12/2の12/2のUSA TODAY/Gallup Pollの調査では、一般的には51-41%の人が、オバマ大統領の戦略を好ましいとしており、共和党支持者の56%、民主党支持者の58%がオバマ戦略を支持しています。

さらに日曜日の朝発表されたCNN/Opinion Research Corporationの調査によれば、米国民の64%は米国の安全保障のためにアフガン戦争は必須のもので大統領戦略に同意するとしており、、34%は同意せず、2%が意見はないということです。
この数字を見ると、米国民の過半数は、「今の時点で他にBetterな戦略がない以上、国家安全保障の情報を最も良く把握して、それに対応する実行能力を持つ最高責任者の大統領の決断を信じるしかない」という結論に達したということだと思います。言うまでもありませんが、国と国、あるいは国とテロリストという敵対関係の中で開始される戦争は、始める前に本当に徹底したディスカッションが必要で、一端始めたら、簡単に後には退けないというリアリティを認識することが重要です。また、戦争の代償はお金だけでなく「市民や兵士の生命の犠牲」という、とんでもなく高価なプライスタッグが付くことをもう一度国民は認識すべきだと思います。

しかし、オバマ大統領ほど、前任者から「莫大な負の遺産」を継承している歴代の米国大統領も、中々いないと思います。彼だって、時には「何でこうなるの?」とボヤきたくなることはあると思います。でも、ここはじっと辛抱して、難題に真摯に取り組んで欲しいと思います。大統領の目の下のクマがますます酷くなっています。


タイガー・ウッズの事故、ホワイトハウスのディナーに現れたParty Crashersなど、何かと話題が多かった今年のBlack Friday。

11/28/2009

 
昨日のBlack Fridayは、朝から快晴と思いきや途中から物凄い雨が降ってきて、いろんなニュースが飛び交って話題の多い日でした。米国の年中行事であるホリディショッピングの幕開けで、深夜12時から店を開けたToys R Usに始まって午前2時3時4時と早朝からオープンした店に並んだショッパーたちの熱気で、盛り上がったみたいです。ソーシャルメディアを駆使した小売店は、Facebookのファンになると獲得できる特別なディスカウントやTwitterからのTweetでフォロワーズに昨日の特別なディールをリークするなど、ソーシャルメディア活用によるホリディショッピングは盛り上がっています。

そんなBlack Fridayの早朝ショッピングに出かけるために、午前2時25分にTiger Woods(タイガー・ウッズ)は自宅を出たとは思えませんが、彼はこの深夜自宅前でクルマの事故を起こして、病院に運ばれています。最初はシリアスな怪我という報道もでていましたが、その後、軽症で自宅に戻ったということで、ファンおよびゴルフ関係者はホッと一息ついたようです。ただし、その後はこの事件は様々な噂を伴って迷走し始めています。当初警察の発表では、アルコールは絡んでおらず、タイガーは自宅そばで衝突した際に、妻がゴルフクラブでクルマの窓を叩き壊して、彼を救出したと報道されていました。ところ、すぐにゴシップサイトがタイガーの浮気による夫婦喧嘩が原因で、ウッズの妻は彼を助けるためにゴルフクラブを持ち出したのではなく、彼が口論の末にクルマで外出する後を追って、クラブでクルマを叩き始めたために、タイガーが運転を誤ったという報道がでています。すでに妻は警察への事情説明の話を変えているということなので、まだ真相は良くわかりませんが、深夜2時にクルマで出かけるということ自体、何か尋常ではないことが起きたのは推察できます。

昨日はまたホワイトハウスのシークレットサービスは、Sate Dinnerの「招かれざる客」であったMichaele SalahiとTareq Salahiの2人のカップルが警備をかいくぐって晩餐会に出席して、大統領夫妻に挨拶までしたことを確認し、職務上恥ずべきコトとして失敗を認めています。2人はオバマ政権の初の重要なパーティの「Party Crashers(招待されていない人が何食わぬ顔でパーティに参加して飲食する)」となり、MichaeleはすでにFacebookにSate Dinnerの写真まで載せています。今のところ、犯罪になる可能性は低いということですが、 オバマ政権およびシークレットサービスにとってはとんでもない汚点で、インド首相夫妻との友好を深めて成功した晩餐会という評価を落とす結果となっています。特に米国の要人が集ったホワイトハウスに、Party Crasherが入れるということは、その警備に大きな問題があるということで、大統領の生命の危険も含めて、非常にまずい事態です。

さらにこの2人は、ケーブルTVのBravoの新しいリアリティTV番組「The Real Housewives of D.C.」の出演準備をしていて、カメラを回していたと報道されており、またしてもメディアカバレッジやPRのための演出ということにもなり、ますます低下する米国のモラルの酷さを実感します。「Balloon Boy(バルーンボーイ)」と呼ばれて、息子が気球に乗ったと警察に虚偽の通報してパブリティ効果を狙ったリアリティTV関係者の事件も含めて、最近の「15分間の名声」を求める人たちが巻き起こす事件はちょっと度を越えています。

しかし、Black Fridayは、まずまずの滑り出して、小売業にとっては、幸先の良いホリディショッピングの幕開けです。消費者もちょっとの間は厳しい経済環境を忘れて、買い物を楽しむ余裕が出てきたようです。

Happy Thanksgiving!:明日はBlack Friday。米国経済の70%を占める個人消費はどこまで回復するかしら?

11/26/2009

 
おとといは、オバマ政権初のSate Dinnerがホワイトハウスで行われ、米国の軍事外交上非常に重要な意味を持つインド首相夫妻が招待されました。フォーストレディは、この晩餐会の前に、State Dinnerの重要性と歴史的な意味を、White House Leadership and Mentoring Programの若い女性たちを招いて、説明しています。
時々、ちょっと首を傾げるようなファッションもありますが、常にオケージョンを考えて、自分の個性を表現しようとするファーストレディMichelleのチャンレンジ精神は、既成概念にとらわれない前向きな姿勢として、私は評価します。彼女は良く同じ服を着ていると非難されていますが、厳しい経済状況下でいつも新しい服を着ていたら、私は逆に彼女の常識を疑います(晩餐会の前に来ていた白いカーディガンは以前も着たことがあるJ Crewのものです)。

さてさて、肝心の米国の一般市民の感謝祭とホリディショッピングはどうか?米国経済は、その70%を個人消費に依存しています。さらにその個人消費は、あすの「Black Friday(小売業を黒字にする金曜日とう意味)」から始まるホリディショッピングによって左右されるので、米国企業の明日以降への期待は非常に大きいものがあります。昨年はNational Retail Federationが1992年にトラッキングを始めて以来、初めて前年比3.4%減という落ち込みを記録して、惨めなホリディ商戦となりました。今年は「セールスが対前年を割らないで、フラットならば良しとする」という見方があり、昨年並みの4420億ドル(44兆2000億円)になると予測されています。

また、逆の見方では、長い「景気後退」という厳しい環境下で消費者マインドも我慢をするコトに疲れてきて、今年は消費に走るという楽観的な見方もあります。ただし、問題は失業率に歯止めがかかるかどうかということがポイントで、全米レベルで二桁の失業率の米国では、多くの人たちは長い間仕事が見つからず、仕事がある人たちもいつレイオフされるかという不安の元で生活しており、理的に消費するマインドになれないということも言えます。

ただし、今日は人々が家族揃って食卓につけるコトを感謝する日です。いろんな暗い話題は横において、家族と楽しく過ごす、あるいは恵まれない人たちへのチャリティやボランティアワークするという話題も目に付きます。サンフランシスコクロニクルにでていた今朝の記事では、なんとHells Angelsのメンバーが、ホームレスをサポートする団体St. Anthony Foundationのダイニングルームで、七面鳥のディッシュの準備をしているボランティア活動が掲載されていました。私も10年前に、この団体の様々な社会貢献のプログラムを取材したことがありますが、あのダイニングルームにヘルスエンジェルスの革ジャンを着たメンバーが一生懸命七面鳥を切り分けている姿は、やはり感謝祭ならでは光景です。

それでは、私も七面鳥を食べに出かけます。Happy Thanksgiving!

インド首相夫妻に敬意を表す、料理やデコレーション、音楽も大いに注目されましたが、最も話題となったのが、ファーストレディが着た、インド系アメリカ人のデザイナーNaeem Khanによるガウンです。招待客はサリー姿が目立ちましたが、ファーストレディのゴールドのガウンは、鍛え抜かれた彼女の有名な二の腕と背中とのコントラストで、エレガントで非常によく似合っていました。

昨日は、私の誕生日でした。ソーシャルメディアを使って、何人かの旧友から「おめでとう」の言葉が届き、普段滅多に思い出さない懐かしい記憶が蘇り、思わず感傷にふけりました。誕生日は「Just number(単なる数字に過ぎない)」という言葉もありますが、年に一度自分の人生を振りかえる重要な日なのかもしれません。

米国は今日がThanksgiving(感謝祭)です。七面鳥の受難の日ですが、昨日はオバマ大統領が正式にホワイトハウスに届けられた45パウンドのCourageという名前の七面鳥のPardon(免罪)を行い、Courageはこの受難の日に他の七面鳥とは違って、ディズニーランドに送られる、ラッキーな鳥です。

メディアカーニバル:サラ・ペイリンへのメディアのObsession(執りつかれること)

11/17/2009

 
Obama(オバマ)大統領への9日間のアジア訪問の間、米国のメディアは、Michal Jackson(マイケル・ジャクソン)死亡以来の大騒ぎで、Sarah Palinの(サラ・ペイリン)の回顧録「Going Rogue」を、夢中で報道しています。私も先週何度かTweetしましたが、ペイリンがアラスカ州知事を任期途中で突然辞めた最も大きな理由は、50万ドル(5000万円)にも膨れ上がった莫大な訴訟費用を払うためです。州知事の権力によってプレッシャーをかけて、彼女の義理の兄弟でにあたる州の警察官を辞めさせた「Troopergate」は、結果として、ペイリンを最も手っ取り早くお金を稼ぐ方法である「回顧録」の出版へと走らせました。

この書籍出版に伴うペイリンの「Book Tour(書籍のプロモーションツアー)」は、共和党と民主党の激戦区と呼ばれる州で、彼女のコアのファンが住む田舎のタウンが選ばれており、2012年の大統領選挙に向けた野心が明解に見えます。こうしたエリアには、彼女が「Real American(本当のアメリカ人)??」と表現する、多くのアンチエリートの考えを持つペイリンの熱狂的なファンが住んでいます。彼女の回顧録をすでに読んだ政治評論家やメディアは、「書籍には一切政策に関わる論議はなく、ひたすら自分がリベラルなメディアとマケインのキャンペーンスタッフにいじめられたという苦情」に終始しているというコメントが目立ちます。マケインキャンペーンのアドバイザーSchmidtは、ペイリンの敵として書籍で非難されていますが、彼に言わせると「これは完全なフィクション」ということで、すでに書籍の「事実チェック」がドンドンオンラインに流れています。

私が驚いたのは、ペイリンのKatie Couricへの恨み言です。Couricの有名な「どんな新聞を読んでいるか?」の質問に、彼女は答えられませんでした。この1件で当時、多くの人たちが彼女のインテレクチュアルな能力を疑うという結果をもたらしましたが、ペイリンはこのインタビューが今でも許せないらしく、書籍の中でもCouricへの非難を繰り返しているようです。また、ペイリンは、書籍販売のためにメディアカバレッジが欲しいので、TV番組でも著名人からのインタビューに応じています。Oprahとのインタビューでも、義理の息子になるはずだった「Levi(ペイリンとは険悪な対立をしています)を感謝祭のディナーに招くか?」という質問にもギクッとした表情で答えをクリアにしていません。Barbara Waltersのインタビューでは、オバマ大統領は10点満点のうち4点で、経済・軍事など決断が明解でなくて良い仕事をしていないと非難しています。

ABC News/Washington Postの調査(11月12日から15日)では、「ペイリンは大統領としての資格があるか?」という質問に対して、

  • 38%:資格がある
  • 60%:資格がないという結果がでています。私が驚いたのは、40%近くの人が、彼女は大統領としての資格があると思っていることです。彼女の人生は(若くして州知事に当選、ダウン症児の出産、高校生の娘の妊娠、副大統領候補として全米レベルの脚光を浴びる、大統領選の敗退)は、まるでソープドラマあるいはパルプフィクションみたいで、多くの人たちにもっと知りたいと思わせる磁石を持っています。彼女は、州知事を辞任してから、あえて論議を招くような発言を「Facebook」を使って、どんどんディストリビュートしています。彼女が嫌うリベラル寄りのメディアを介さずに、彼女は率直に(時には意味不明)、直接ファンとエンゲージしており、すでに100万人のファン(サポーター)がいます。彼女は、経済状況の悪化によって、アンチワシントン、アンチ政府という気持ちになっているアメリカ人の怒りのWave(波)にうまく乗っており、正式なプレス会見やリリースという従来のやり方をとらない分、彼女のファンはより熱狂しているようです。

  • 問題は、すべてのエスタブリッシュメントに反対しているペイリンが、どこまで米国大統領として、どちらの政党にも属さないインディペンデントの人たちを満足させる政策がもてるかどうかで、これが出来なければ、彼女の2012年の可能性は薄くなると思います。すべてにわたってあまりにも優等生的なオバマファミリーと比較して、ペイリンの家族は「Disfunctional family(機能していない家族)」と呼ばれて、現実の米国の家族のリアリティを投影しています。上述の38%のペイリンを大統領として認める人たちの気持ちの中には、この機能不全の家族を持つペイリンに、自分たちの苦悩を重ね合わせているのかもしれません。

    しかし、彼女の敵であるされたメディアは、「ちょっとカーニバル状態」で、もっと沈静化すべきだと思いますが、「おいしい赤い肉を与えられたライオン」のように、視聴率をとりたいメディアのペイリンへの熱狂はどうやら中々止まらないようです。

  • オバマ大統領の「Accountability(説明責任)」の測定基準:日々色濃くなる目の下のクマとグレイヘア

    11/7/2009

     
    Obama(オバマ)大統領の仕事に関する国民の支持率のカーブを見ると、大統領陣営は現在薄氷を踏む思いで、さまざまな難問に立ち向かっていると思います。以下は、Pollster.comによる大統領の仕事全般に関する各種調査のアグリゲーションの数字で、「50.3%は認める」、「45.4%は認めない」ということで、何とか過半数の支持を取り付けています。ただし、同調査でヘルケアに関する数字を見ると、すでに46.2%は認めない、44.5%は認めると、不支持が上回る結果となっています。


    おとといは、テキサスの陸軍基地で米国史上最悪の現役軍人の精神科医による大量射殺事件(13人を射殺、30人が重傷)が起こり、昨日は10月の失業率がとうとう10.2%と二桁に達する(1983年以来26年ぶりの高率)という、しんどい状況です。大統領は、この大量射殺事件のメモリアルの出席のために12日の訪米予定が1日延びて13日(金)になりました。

    ヘルスケア法案に反対するコンサーバティブな人たちの怒りの声は高まっており、バージニアとニュージャージーでは、民主党の州知事は共和党に敗北を喫し、アフガン増兵問題の結論は火急を要しており、今日は懸案のヘルスケア法案の投票が議会で行われています。

    つくづく思いますが、まさに大統領とは過酷な職務です。様々な内外の問題に関して、逐次、タイムリーに決断していかなければならず、結果の良し悪しに関わらず、すべての責任を迫られます。オバマ大統領は、アフガン戦争、イラク戦争、大恐慌以来の経済危機&景気後退という、「前政権の負の遺産の相続者」です。焦点の的のヘルスケアにしても、ルーズベルト大統領以来、歴代大統領が先送りにしてきた困難な問題が、米国の屋台骨を壊すほどすべての面に悪影響を及ぼしているというリアリティを直視して、それを自分の任期中に解決するという困難な道を選んだ結果です。大統領は今日、議会でヘルスケア法案がなぜ今米国に必要かというスピーチを行いました。

    「Accountability(説明責任)」:この言葉が象徴するかのように、大統領の目の下のクマは日々色濃くなっており、それとは反対に髪の毛のグレイがますますめだってきています。


    選挙戦のセールスピッチと異なり、一つ一つ難問を具体的に解決していかなければならないのが現役の大統領の仕事です。大統領に対する批判は、右からも左からも巻き起こっていて、当然と言えば当然ですが、オバマ政権の「米国民をUnite(ユナイト)させる」というゴールの実現の難しさを実感します。

    「Instant Grafitication(瞬間的な満足や報酬)」、この言葉が今の米国社会を象徴していますが、「時間を要することも世の中にある」という考え方を、多く人たちは思い出すべきです。

    私が個人的に大統領に感心することは、大統領はもちろん疲れは見えますが、相変わらず「Cool as a cucumber(英語の言い回し:キューリのように冷静)」で、決して感情的なリアクションを起こさない点です。この過酷な状況下で、「米国の「Commander in Chief(最高司令官)」として、世界最大の責任を有するオバマ大統領は、私や家族の命に関わる「下駄を預ける」には、やはり最適だと思います。リアクション型の共和党大統領候補者のMcCain(マケイン)とPalin(ペイリン)が、もし今政権担当者だったら、私は枕を高くして寝ていられないと思います。

    毎日さまざまな「決断」をし続けなければならない最高責任者としての大統領の仕事、私だったら無責任で理不尽な非難に対して「やってられないよ」と言いたくとなると思いますが、何も言わず黙々と仕事をする、Hard Workingな大統領に、私はひたすら感謝しています。

    大統領選挙と男性ホルモンの関係

    10/22/2009

     
    Picture
    昨日PLoS One(Public Library of Science One)から発表されたデータは、興味深いものです。昨年11月4日の大統領選挙の夜に、183人の男女から採取した唾液のサンプルに基づいて、投票者の「Testosterone(テストステロン:男性ホルモン)」の変化を示したものです。

    グラフが示すように、共和党のMcCain(マケイン)候補者に投票した男性のテストステロンが急激に下がり、民主党のObama(オバマ)候補者に投票した人たちは、上昇はしていませんが、安定しています(通常夜になるとテストステロンは低下するので、安定ということは理論的には上昇といえるそうです)。女性は特に変化がなく、共和党支持者の男性たちの気持ちが、これを見る限りだとかなり打ちのめされた状態であることが見えてきます。

    私は、今まで、あまりオバマ大統領への極端で感情的な個人攻撃や批判をする人のことをエントリしてきませんでした。

    • 「オバマはケニアで生まれたので大統領の資格はない」
    • 「オバマは白人を憎む人種差別主義者」
    • 「オバマはヒットラーと同じファシスト」
    • 「オバマは社会主義者」
    • 「オバマは共産主義者」etc.

    理由の一つは、批判のポイントが論議するまでもなく馬鹿げていることと、もう一つはこうした理不尽な理由でオバマ批判する人たちの多くが南部エリアに居住しているということからです。これは、極端な言い方をすれば「やはりアメリカはいまだに南北戦争および公民権運動の後遺症を引きずっている」と感じられるからです。ただ、問題は今年に入って、ラジオのトークショウのRush Limbaugh(ラッシュ・リンボー)が「オバマ政権の失敗を願う」とか、Fox NewsのホストのGlenn Beck(グレン・ベック)が「オバマは白人を憎む人種差別主義者」といった、非常に極端に感情的な表現で、本質的にオバマ大統領を受け入れられない人たちを煽り始めている点です。こうしたケーブルTVやラジオ局の扇情的な報道(事実に基づいていないのでコメントというべきだと思いますが)が、意識下に眠っている感情を掘り起こして、過激な表現でオバマ政権を批判するという行動を顕在化させて、問題を悪化させている、そんな気がします。リンボーやベックが、パブリックなメディアで、オバマ大統領の人種に絡んだ表現をしたことは、今までは触れたくない、あるいは触れるべきではないといった問題を、「堂々と言ってもかまわない」という方向へ導いたようです。

    これが、この「男性ホルモン(テストステロン)」の低下と関係があるとは言いませんが、このスタディの分析では、共和党支持者の男性は「強制的に服従させられたような惨めな気持ち」と発言しています。この「強制的に服従させられたような」という言葉には、非常にDeepなものが潜んでいるような気がします。

    「人間は政治的な動物」ですし、男性は生物学的に常に自分と他者とのチカラ関係を量って生きていく習いがあります。米国大統領という政治世界における最も強力なパワーを持つポジションを「オバマに奪われた」と思っている人たちは、深層心理の中にかなりの根深い感情が渦巻いているのかもしれません。



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      大柴ひさみ

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