今日、Wiredを読んでいて面白いと思ったのは、「iAno」という「iPhone」のタッチスクリーンをバーチャルなピアノの鍵盤として利用するアプリケーションです。YouTubeにヴィデオがアップロードされていますので、ぜひ見てください(現在、ヴィデオは見られません)。
結構良い音が出ています。一度に5つまで鍵盤を押さえて和音を鳴らすことができて、4オクターブ分の鍵盤は1オクターブごとに表示され、鍵盤の上の矢印に触れると、次のオクターブへスクロールできるようになっているようです。
このiAno以外にもさまざまなアップルのテック・エヴァンジェリストのアプリケーションが出ていますが、私が便利そうだと思ったのは、iTunes用の無料のプラグインで、自分のライブラリで所有している楽曲を分析して、ユーザの居住区に合わせた好きなミュージシャンのコンサート情報をカレンダー化してくれる「iConcertCal」。これはMacでもWindowsでも対応します。これも2人の20代の典型的なテックエヴァンジェリストの男性によるもので、本当にアップル製品が好きな人たちが「こんなのがあったら良いな」を考えて公開しているアプリケーションです。
これだけ見ても、アップルコミュニティの凄さが実感できますし、出てくるアイディアはいかにもファンが考えたようで、アップルブランドとファンたちのエンゲージメントの強さを感じます。