昨日発表されたWashington Post/ ABC Newsの大統領への支持率(3/26-3/29)は、「66%が認める」、「29%が認めない」と答えており、厳しい決断が続く大統領への評価はまだ高いようです。ファーストレディのミシェルへの評価は、大統領以上に高く、彼女を好もしく思う人は昨年の夏は48%でしたが、今回の同調査では「76%」と8割近い人が、彼女に対して好感を持っています。
彼女のファッションに関する報道は、厳しいニュースが飛び交う米国で、思わずニッコリする明るい話題です。かつてのホワイトハウスのファッションのアイコンだった、ジャッキー・ケネディのように、ヨーロッパのオートクチュールにお金を使うのではなく、新進のアメリカのデザイナーやJ Crewのようなマスブランドを「Mix and Match」させるミシェルは、現代の女性のファッション感覚に非常にマッチしています。、また、手の届く範囲の金額で購入できる彼女のファッションセンスは、景気後退の今の気分にあっています。専門家の中には、ファーストレディとして、彼女が同じベルトや靴をはいて、度々パブリックに現われることを批判する人もいますが、ケネディ家の莫大な資産の援助によって高額な衣装代をまかなっていたジャッキーとは異なり、普通の人と同じように限られた範囲の予算で、ファッションを工夫するミシェルは、まさに「一般とコネクトできる」ファーストレディです。
この続きは、無料の会員制コラム「Obama Watch:変革の時を迎えた米国社会」をご覧ください。