2週間前に漠然と、夫に29日の夜は空いている?と尋ねられ、「会社のパーティがあるからよろしく」、言われて、「はーい」と何も考えずに、返事をしていたら、いきなり先週末、ブラックタイの正式なGalaだといわれ、ショックを受けました。
このGalaは、マリン関連の教育や歴史的な船舶の保護や修復へのチャリティが目的で、夫の会社(Bay Ship & Yacht)は、こうした船舶の修理・修復が仕事なので、このGalaのスポンサーとして、招待されています。
出席者は、上院議員のDianne Feinsteinに始まって、同じく民主党の代表Nancy Pelosiという著名人、またSF市長のGavin Newsomも 名誉コミッティーの1人です。また、料理はSFの有名なMcCall Associatesからケータリングされるという、本格的なGalaです。カクテルパーティは6時から始まり、マリン業界への貢献した人への表彰の後 は、ディナーとオークションで、さらにその後はなんとダンスまで、あるという流れ、場所はSan Francisco Maritime National AssociationがあるTreasure Islandです。
夫も私も、その非常に凝った、船乗り宛らしい、正式な招待状をもらって、おおいにびっくりしてしまいました。
まずは、夫のタキシードの手配で土曜日はつぶれ、私は、何を着ていくべきか、大いに悩むことになりました。いつもSF Chronicleの社交欄で見る写真を連想して、夫は「オスカー・デ・ランレンタ」の服しかないね、と冗談を言って、にやにや笑っていますが、我が家は 家を買ったばかりで、引っ越し、リモデリング、家具などで、多くの費用を必要とするので、こんな余分な経費は出ないと、私はブツブツ言って、結局デパート (Nordstrom)に走りました。
女性の場合、Black Tieのパーティには、裾が床まで届く、正式なGownが必要で、私は肩を全面的に出すかなり正式なGownを買い、金曜日まで至急直してもらうことにし ました。Galaへの参加には250ドルのチケットを購入しなければならないので、招待された側としては、SF Chronicleの社交面のページに写真が載っても、恥ずかしくない服装で出席すべきだと思い、がんばってしまいました。
夫にティアラを買わなくても良いの?とからかわれながら、気分は「おばさんシンデラ」といった感じで、かなりウキウキしているのは事実です。
今日は引っ越しのための荷物作り、明日は引っ越しというスケジュールで、新しい家は、今日キッチンとダイニングの壁にアナをあけて、Remodeling するという、バタバタ状態です。でも、「おばさんシンデレラ」になった私は、カボチャの馬車ではなく、引っ越しの業者の到着を待ちつつ、このブログを書い ています。
このGalaの件について、また、来週報告します。