
今日は、将さんに「色っぽい話」をしてしまいました。ここで言う「色っぽい」とは、Color(色)のことで、パリス・ヒルトンが実はブルーのコンタクト レンズをしていて、彼女の本当の目の色はブラウンであることと、もっと彼を驚かせたことが、エルビス・プレスリーの髪の毛は、実はクロではなくブロンド で、毎日ヘアドレッサーが12回も彼の髪をセットしていたことです。アメリカではハンサムな男性を表現するときに「Tall and Dark」という言い方をしますが、背が高くて目の色や髪がダークな色の男性をあこがれる傾向があり、エルビスがダークでないことは、驚くべきことです。 彼がブロンドでデビューしていたら、アメリカのロックンロールが生まれたかどうかも疑わしく、世界の音楽はこの髪の毛の色によって、大きく違う方向に行っ た可能性が大です。マリリン・モンローも実はブロンドではなく、実際は赤っぽいブルネットですし、髪、目、皮膚と色についての議論が多いアメリカならでは の「色っぽい話」です。
以下の写真は、3年前にメンフィスのレコーディングスタジオSun Studioを訪れた時のものです。このマイクを握って、1954年19歳のエルビスは、地元のギタリストScotty MooreとベーシストBill Blackと一緒にデビューアルバム「That's All Right」を録音しました。