私も今朝はいつもように午前5時に起床して、メールをチェック(1年に一回だけ年賀Eメールを送ってくる方がいますが、この方とは一度も会ったこともなく、メールを一回だけやり取りしただけなので、こういう年賀状には何だか馴染めない気分です)。夫を5時半に送り出し後は、フィジカリーに新聞を読み、オンラインニュースをチェックして、静かに2007年のビジネスがスタートしました。
元日はコンピュータをつけずに過ごしたので、今日が「ブログ始め」でもあります。日本は、1/9が正月休み明けの人もいて、かなり長い休暇を取っているようですが、こちらは、12/30(土)から1/1(月)の3日間がニューイヤーズ休暇で、今日は朝からバンバン、メールが飛び交っています。
今日、目についたのは、ホンダやベンツのFuel Cell Car(燃料電池車)の記事です。ホンダが、2008年の11月までに燃料電池車FCXのマスプロダクションを行うという発表もあり、エコ志向の強いカリフォルニアでは、この燃料電池車は、今後注目の的になると思います。すでに、LAではホンダの2005年モデルの燃料電池車を、試験的に日常生活の中で18ヶ月間使用した人もいて、彼の話だと特に支障はなく、一度だけフラットタイヤ(パンク)になったことぐらいしか問題はないと言っています。ベンツのAクラスのセダンの燃料電池車F-Cellを試乗したSan Francisco Chronicleによれば、概観はミニクーパーのように小さいけれども、すべての燃料電池のコンポーネンは見えないように下に置いてあるので、室内は大人4人がゆったりと座れるほど広いスペースがあり、普通のクルマと変わらないというコメントでした。
カリフォルニアは、燃料電池車用の水素補給ステーションが23ヶ所あり、水素1kgあたり50マイル走行可能という数字は、1ガロンのガソリンとほぼ同じ走行距離だということです。ベンツの燃料電池車は、全世界で60台走っていますが、カリフォルニアは28台、ミシガンに5台、残りの27台はドイツ、シンガポール、日本ということで、カリフォルニアのエコフレンドリーで未来志向なカルチャーは、米国でも際立っています。
我が家のクルマたち(Ford Pickup Truck Ranger 1987 & Subaru Legacy Station Wagon 1996)も、相当ガタがきており、私たちのアタマの中では、次のクルマをどうしようかと常に考えています。私は個人的には、自宅で水素の燃料電池の補給が可能なシステムをセットアップできれば、燃料電池車の購入は考えてみたいなと思います。また、セーリングをする私たち夫婦は、セーリングボートもできればディーゼル燃料ではなく、水素の燃料電池を使ったボートが欲しいと思っており、「志のある企業の努力」によって、夢の現実化のために、テクノロジーは進歩しており、未来を見据えた製品がどんどん開発されています。
このブログを書いていて、突然、ある日本の自動車会社の方が、昔、燃料電池の調査で、弊社を尋ねられたのを、急に思い出しました。なるほど、いろんな経験は全て意味があり、関連しているようです。今年は日々の生活の中で、できる限り、「Green(エコフレンドリー)」なことをしていきたいと思います。