今回の講演は、日米のWOMの最新事情と言うことで、オバマキャンペーンを事例として、改めてソーシャルメディアを活用したキャンペーン、および消費者のオンラインのソーシャルライフをお話しました。多くの方が会場に詰めかけ、ステージから見る限りは、皆さん熱心に聴いていただいたようで、盛況のうちに終わったと思います。
講演でもお話しましたが、「WOMマーケティングの効果」を最も理解しているのは、オバマ大統領自身で、その意味からもオバマキャンペーンは史上最大のWOMを生み出したキャンペーンと言えます。以下は、2008年6月9日にYouTubeにアップロードされたヴィデオ「Lunch with Barack」です。インディアナ州の支持者たちとのランチのヴィデオです。
- 当時のオバマ候補者に、支持者は「本選挙でどんなサポートを必要としていますか?」と質問しています。
- オバマ候補者は、「あなたたちの言葉を周囲に広めて欲しい(WOM:クチコミ)。あなたたちの言葉はTV広告以上に信頼性があって非常に重要だ」と答えています(質問と答えはヴィデオの7分19秒から7分40秒まで)。