もちろん馬やロバもいますが、現代のカウボーイは、馬ではなくATVで牧場を走りまわります。私もATVを初めて運転して、孫や犬たち(自宅で元気が今ひとつの老犬も、牧場に来た途端に走り回って川に飛び込むなど元気いっぱいでした)と同様に大自然を大いにエンジョイしましたクルマと違って、ATVはバイクの運転のようで、最初はちょっと怖くて勝手が違いましたが、意外にすぐに慣れて、いっぱしのカウボーイ気分でアクセルをふかして、山道を駆け上りました(1回、川に落ちそうになって、後ろに乗っていた夫が思わず、ハンドルをきるというアクシデントもありました)。海とはまた違う山の自然は、孫との再会とともに、「Unplugged(アンプラグド)状態」の自分を取り戻し、ホテルに戻ってもコンピュータをPlugged(プラグド)する気分がすっかりなくなりました。 「そうです、結論はバケーションにコンピュータを持ってくるのはやはり良くない」生産性にかけるし、精神面でも「アンプラグド」が必要です。 と言いながら、帰る日にはオンラインで飛行機のチェックインをして、出発時刻の遅延の確認しているので、完全なアンプラグドにはなっていません。特に夫は、Blackberryで、しょっちゅうメールチェックをしており(これは週末もグローバルなプロジェクトに関連して、みんなが働いているため)、所詮テクノロジーから逃れることはできない現在のワーキングパーソンのジレンマがそこにあります。 SLCの空港では、SFO行きの予定の飛行機が1時間遅れて、隣で困っていた日本に帰国する女性(英語が話せない)の面倒を見ることになりました。遅延によって、SFOで乗換えをする飛行機に乗り遅れた彼女をカスタマーサービスのところに連れて行って、翌日の便や荷物の確認をして、その日に泊まるホテルの予約をして、彼女をシャトルバスにのせました。自宅に帰ってからも、心配でホテルに電話をしたり、彼女の娘さんがホームステイしている先に連絡したりして、無事に帰れたコトを祈っています。私も母が1人でSFOから成田空港に帰る事が度々あるので、他人事ではなく、なるべくヘルプしたいと思っています。 そんなこんなで、あっという間に短いバケーションが終わり、バタバタ積み残しの仕事をしている間に、鼻かぜをひいたらしく、昨日は24時間の間に19時間ぐらい寝込むという結果となり、軽い「鬼の霍乱」状態となりました。腰が痛むほど横になっていたのが効いたのか、今日は朝から何とか持ち直してきています。 私のオバマ大統領を見つめてきたブログ「Obama Watch」の書籍化も、6月末発刊を目指して、大詰めを迎えています。現在、タイトルの検討、まえがきや総括を書いている最中で、これは詳細が決まり次第、ブログします。 |
「そうだ、ハワイのバケーションに5台もコンピュータを持ち込むなんて、ナンセンスだ」と、笑っていた2人ですが、結果仕事をする羽目になり、夫と私は2台のコンピュータは持参して、孫に会いに行きました。
8ヶ月になった孫は、ハイハイのプロセスを省略して、すでにテーブルに手をかけて立ち上がり、伝い歩きをし始めています。9ポンド12オンス(4454g)と生まれた時から非常に大きい男の子で、見た目は一歳半ぐらいの大きさです。、すでに「ダダ」とか「マンマ」というユニーバーサルな赤ちゃん言語を話し始めており、私が日本語で話しかけると、かなり反応していました。母音が主体の日本語は赤ちゃんには真似しやすく、英語よりも発音しやすいと、思います。
バケーションのハイライトは、SLCから1時間弱の距離にあるPeoaと呼ばれる小さなヴィレッジにある牧場です。義理の息子の家族が所有する牧場で、敷地内にはまだ雪も残る小さな渓谷や山などがあり、肉牛のとなる牛もたくさんいて、サンフランシスコベイエリアでは味わえない米国のウエスタンのムードが味わえます。