夫のキャリアは、言ってみれば、旅芸人のように、かなり長期間家を空けることが多く、また突然出張が決定することがほとんどで、中々プライベートの予定が立てられない仕事です。今回も一週間前に突然のスイス行きが決まりましたが、私が結婚して米国に移住直後、スエーデンに2日後に出張すると指令があったよりは、かなりましな状態だと思います。14年前のスエーデン出張は確か2~3週間向こうに滞在したと思います。なぜか、eメールで連絡が取れず(まだプライベートではしっかり確立されていなかったのかな?)、電話をかけるという不自由さで、一度スエーデンのオフィスに電話した時に、スエーデンの人が「アメリカンガールから電話です」と怒鳴っているのが聞こえて、思わず大笑いしたのを思い出します(私のアクセントでも、夫がアメリカ人ですので、私はアメリカンガールとなったようです。笑)。
月日がたつのは早く、旅芸人一家にとって、コミュニケーションの発達は、生活を非常に便利にしてくれます。Blackberryを駆使する夫は、どこでもメールを受信送信できるので、安心して、旅立っていきます。
今日は、昨年引っ越してきた隣人一家と正式にご挨拶をして、小さな坊やもいて、すっかり打ち解けてしまい、これから仲良くお付き合いが出来そうなので、嬉しく思っています。また裏庭の草むしりという、自然との戦いも何とかやリ終えて、枯葉や野菜や果物のくずで作っている堆肥をまたがんばって一山作りました。
今日はこれからフラメンコのライブを、友人と食事をしながら見る予定です。近所のイタリアンレストランC'era Una Voltaが、今日から1ヶ月毎週日曜日の夜に、ライブミュージックやダンスを上演します。ジャズ、ブルース、といった私好みの音楽ですので、うまく都合がつくときにはいこうと思っています。夫も1年ぐらい仕事でスペインに滞在していたので、このフラメンコを楽しみにしていましたが、残念ながら飛行機の上で過ごすこととなりました。彼には、せいぜい本場のスイスフォンデューを楽しんできて、伝えてあります。それでは、フラメンコとイタリアンを楽しんできます。歩いていける距離に、こういうお店があり、季節は快適で、空はあくまでも青く最高な気分です。