今日は、「ブログ始め」で、「幸せのバイラル化」について、エントリします。
昨年の12月にBMJに発表された調査では、「ネットワークの中で、1人が幸せになると、その幸せは家族、友人、隣人、親戚にうつり、彼らの幸福度が8~34%まで上昇し、その影響力は最大1年間ある」ということです。この調査は、1983年から2003年までの20年間に、4739人の人たちの幸福度を質問して、まとめたものです。私は、この結果を見るまでもなく、普段から、ビジネスあるいはプライベートで、一緒に時を過ごす人は、可能ならば「幸せな人」を選びたいと思い、実践してきました。経験上、「幸せな人が他の人を幸せにするチカラ」は、「不幸な人が他の人を不幸せにするチカラ」を上回ると信じていましたが、調査でも同様に、この「幸せの感染力」の強さは証明されています。
「幸せな人」は、「より健康で、よりクリエイティブで、より生産的」である傾向があるので、これをGDP(Gross Domestic Product)に置き換えれば、「友人の友人の幸せは5000ドル(50万円)以上の影響力がある」ということです。世界的に厳しい経済状況下では、この「幸せのバイラル化」によって、少しでも早く「景気後退(Recession)」の深いトンネルから抜け出す、これが今年のポイントだと思います。2008年のキーワードは、「UGC(User Generated Content:ユーザ創出コンテンツ)」でしたが、今年は「UGH(User Generated Happiness:ユーザ創出の幸せ)注:私が勝手考えた言葉です」をキーワードに、大いに「幸せのバイラル化」に努めます。
Obama (オバマ)ファミリーを見ると、「多くの愛情と幸せが渦巻いている」、そんな印象を受けます。彼らが発するポジティブなイメージやメッセージは、それを見る人たちを暖かく包み、ポジティブな考えやAttitude(姿勢)を生み出します。今年はファーストファミリーが、「幸せのバイラル化」を実践すると思います。笑顔を絶やすに、「幸せのバイラル化」をする、これが私の今年の目標です。