夫は、いとも簡単に「これは議会が農夫の生活を考慮して決めたことで、日曜日は教会に行く日で、月曜日は農夫が馬車に乗って投票所に出かける移動日、だから、実際の投票は必然的に火曜日になる」と答えました。1984年に、正式に「火曜日」が大統領選挙の投票日のスタンダードとなりました。「農夫」のライフスタイルにあわせるということと、「日曜日は教会」という発想が全然なかった私は、これを聞いて、思わず納得しました。また、夫に言わせると、以前は、こんなに簡単に事前投票は出来ず、火曜日に投票できる人間のみが有権者だったと語っています。
確かに、今から43年前の1965年8月6日、「Voting Rights Act(黒人に投票権を与える法律)」が成立した時、一定の納税額基準(裕福な層)、読み書き能力テスト(教育)、さらにとんでもないクイズ(例:1つのジャーと何個のジェリービーンズが入るか?)といったハードルを設けて、黒人を受け入れられない人たちは、黒人たちの投票を妨害しようとしていました。
この続きと詳細は、JaM Media会員制コラム「Real Watch 2008年米国大統領選挙」で、お読みください。