
夫と2人で、お気に入りのブレンドコーヒー、Old San Franciscoを飲みながら新聞を読んでいたら、子供たちからメリークリスマスの電話がありました。夫は嬉しそうに長女と話していましたが、見る見る頬が紅潮して、「Oh really, Congratulations!」と言い始めたので、私は思わず「Baby!」と叫びました。
そうです、娘は妊娠5週間で、来年8月が出産予定。クリスマスの朝にみんなに知らせたくて、先週一週間は黙っていたということです。私と夫は、ついに「グランパとグランマ」になりました。「ひさみおばあちゃん」の誕生です。義理の娘ですので、正式にはStep-Grandmotherとなりますが、孫は義理でも何でも孫であることに変わりなく、私はついに祖母というポジショニングになります。
これってなんだか、不思議な気持ちです。3人の義理の子供たちと最初に会った時は、双子の長女と長男は19歳の大学生で、末娘は14歳の中学生でぬいぐるみを抱いて、成田空港に降り立ったのを思い出します。彼らと一緒に暮らしたことはありませんが、夫と結婚して12年の間、子供たちとも楽しい時を過ごし、彼らの成長の過程を一緒に見守ってきた私は、気分は十分「おばあちゃん」になっています。
長女は、電話で日本語でGrandmotherのことを何て言うのかと聞かれたので、電話口で「おばあちゃん」と何度も言いましたが、彼女は聞き取れず、孫には直接日本語で話しかけてほしいと言っています。昨日(12/26)が長女と長男の誕生日で、32歳となった娘は、出産に備えて出張が多い以前の仕事を辞めて、自宅からでも仕事が出来る会社に転職しており、母親になるための準備は万端ということです。
私と夫は、孫をちゃんとしたセーラーにする責任があり(笑)、まずはサンフランシスコのベイで孫にセーリングやカイヤックを教えて、出来れば一緒にオーシャンセーリングに行きたいと思っています。どんなグランマになるかは、わかりませんが、ひさみおばあちゃんは、常識にとらわれずに、孫としっかりコミュニケーションしながら、ワイルドに楽しくアドベンチャーをしたい、なんて思っています。