"I'll let you know when I've been shot. I'll ask someone before I die to blog about it. If it was an instant death, I'll come to my sister in my dream and tell her to blog about it, or I won't rest in peace.(私が撃たれてしまったら、あなたに知らせる。私がこのことをブログする前に死んでしまったら、誰かにこれをブロするように頼む。もし撃たれた瞬間に死んでしまったら、私は私の姉妹の夢に現れて、このことについてブログするように話すわ。私は誰かがこのことをブログしない限り安らかに眠れない。)"
ブログの力を信じる、何とも壮絶な想いに満ちた言葉です。
彼女は、5人の僧侶や日本人の長井さんを含む10人が射殺されたビルマの反政府デモについて、彼女が見たこと聞いたことを、そのまま描写しています。オレンジの僧服に身を固めた裸足の僧侶たちの姿は、そのビジュアルのインパクトとともに、世界中に、軍事政府に対する激しい憤りをもたらしています。
Dawn は、すでにブログする危険を感じて、自身の写真はブログのプロファイルから削除して、自身の安全を図るようにしていますが、ブログを通して、少しでもビルマの現状を世界に知らせるべく、必死にブログしています。
こういうブロガーの存在を目にすると、ブログの意味を、再度考えこんでしまいます。AutherがすぐにPublisherとなって、簡単に即時オンラインにアップロードできるブログは、コミュニケーションの考え方を根本から変えました。今は、誰でも、どこからでも、世界に、自分の見たことをそのまま伝えることが可能です。
ビルマ(ミャンマー)の僧侶たちとブロガーDawn の勇気に、脱帽して、彼らの安全とビルマ(ミャンマー)の民主化を、祈らざるを得ません。