そのブーマーズの最初のグループが、来年は60歳になり、その後に続く430万人が50歳になり、最年少グループも40歳に突入したという節目を迎えて、 改めて、ブーマーズに関する記事が目立ってきています。私もこの430万人の1人で来年は50歳を迎えることもあり、他人事ではなく、改めて 「Aging」について考え始めています。
Research!Americaの最近の調査で以下の数字が発表されました。
How long would you like to live?
(何歳まで生きたいか?)
95歳以上: 26%
85~94歳: 32%
75~84歳: 20%
65~74歳: 5%
65歳以下: 3%
わからない: 14%
平均年齢:88歳
How long do you think you will live?
(自分の寿命は何歳だと思うか?)
95歳以上: 10%
85~94歳: 33%
75~84歳: 29%
65~74歳: 11%
65歳以下: 5%
わからない: 14%
平均年齢:82歳
In 20 years, how do you think life will be for 80-years-old?
(この先の20年間で、80歳の生活はどんな生活になると思うか?)
49%:現在の80歳より健康的である。
33%:現在の80歳と同様である。
9%: 2025年の80歳は、現在の40歳と同様のことがヴァーチャリーに可能となり、エンジョイできる。
What makes a person seem young?
(何によって、若く見えるのか?)
50%:活動的、忙しい、エネルギーに満ち溢れている
13%:外見
10%:ポジティブな姿勢と態度
5%: 精神的に鋭い
3%:年齢
What makes a person seem old?
(何によって、年をとったように見えるのか?)
33%: 身体的な問題あるいは限界
15%: 精神的な限界
13%: 自分自身の世話をできなくなった場合
5%: その人の実際の年齢
およそ30%のアメリカ人は、95歳以上まで生きたいと思っていますが、実際にその年まで生きることに自信を持っている人は、10%です。私は日頃から生 涯現役で100歳まで生きると言い続けていますが、上の数字を見る限り、私だけが特殊ではなく、多くのブーマーズは、同様なことを考えていることがわかり ます。
また、上記の調査で「若くみえる理由」として、「活動的」で、「忙しく」、「エネルギーに満ち溢れている」という、まさにブーマーズ自身を表現するような 定義が並んでいます。実際の年齢の意味が段々薄れていく現代では、英語でいうところAttitude(姿勢や態度)次第で、年寄り扱いされる可能性が高く なります。300年前のアメリカ(イギリスの植民地時代)では、平均寿命は30歳代だったということですが、現代のアメリカ人の「より若く健康で活動的で いたい」というDesireは、ポジティブな「Attitude」を生み出し、新たな「Aging」のライフスタイルを創り出しています。
別な調査で すが、ブーマーズのRetirment(引退)後も60%以上は少なくとも週に20時間は、パートタイムで働きたいと思っており、引退後は、若さと健康を 維持するために、それに必要なAnti-Agingの薬(ブーマーズはマリファナ世代でもあります)や美容整形をすることも厭わないし(Beauty Addiction:美しさへの中毒)、エクササイズのために、ゴルフ、水泳、ジョギングを大いにやる予定ということです。引退後のスポーツとして、ブー マーズの6%の人たちは、インラインスケーティングとスカイダイビングをやりたいと言っているほど、彼らは本当に元気で、自分自身に自信を持っています。
半数のブーマーズは、引退後のブーマーズの生活が「Too self-centered(超自分中心)」で、「Too materialistic(超物質主義)」だと、自戒しているようですが、「Zoomers」とも呼ばれていて、「行け行けドンドン」の彼らを止めるこ とはできないと、つくづく実感します。
しかし、私の場合、来年で公約の半分まで到達しますが、100歳の誕生日を迎える年は、2056年です。これって、まだまだ道は本当に長いってことなんだと、改めて驚いています。