今年2月にアクティブユーザは4億人と発表されたFacebookは年内にも5億人に達するといわれるほど快進撃を続けています。まさに普通の人のユーティリティとして、一般にどんどん浸透しているFacebookを、企業はブランドとの関係で、どのように活用しているのか? データを元に分析しています。FacebookのブランドページのファンがいかにAdvocate(擁護者・支持者)として、さまざまな価値を企業にもたらしているのなど、興味深いテーマでまとめています。是非本文をサイトでじっくり読んでください。以下は、コラムの冒頭です。
2010年7月5日公開「Facebookのマーケティング活用、成功のかぎは長期的なファンとの関係構築」
年に1度、4世代が集まる夫のFamily Reunionでは、70代半ばの祖母が20代半ばの孫(2児の母親でもある)に対して、「我が家にはファミリーブログがあるけど、それ以外にSNS『Facebook』もみんな使っている。ブログとFacebookの違いは? Facebookのプライバシー設定は、どうやったら簡単にできるの?」といった質問をするなどソーシャルメディアについての話題を、普通のこととして話していました。
また、娘の夫と80代の義理の母の間ではFacebook上の農場育成ソーシャルゲーム「FarmVille」(※)の話題で会話が弾んでいました。一方、50代半ばの義理の兄が動画投稿共有サイト「YouTube」で話題の韓国の少年ギタリストの話をし始めると、めいは「iPhone」でその動画を皆に見せて、まねし始める始末です。私の周囲のマーケティング業界の関係者ならばいざ知らず、ここまでソーシャルメディア関連の話題が、世代を超えて普通の家族の間で飛び交ったことは以前はなく、この1年間のソーシャルメディアの浸透のすごさを改めて感じました。
※FarmVille:米ジンガが開発運営する農場育成ゲーム。「農作物」「木」「動物」の3種類の収穫物があり、農場を設置して時間が経つと収穫できるようになる。収穫するとゴールドが手に入る。1人でも複数でもプレー可能。木と動物はギフトとしてフレンドにあげることができる。2009年6月にローンチングして以来、Facebookで最もヒットしたゲームアプリで、2010年5月時点で8240万人以上のアクティブユーザー、2390万人以上のFacebookアプリファンがいる。FarmVilleユーザーの20%以上はFacebookユーザー。 ~サイトで続きを。