Facebookのプレスリリースでは、買収金額などの詳細は具体的に発表されていませんが、両社がお互いのシナジーを感じて、これからチームとして一緒にワークするのが楽しいと言った「Happy気分」が漂っています。FriendFeedのブログでは、「ハートマーク」を使って、彼らの気分を表しています。
「We are happy to announce that Facebook has acquired FriendFeed. As my mom explained to me, when two companies love each other very much, they form a structured investment vehicle...」
2007年にローンチしたFriendFeedは、現在12名の社員を抱えて、「長期的な計画」が確定するまでは、現状のままでビジネスは継続されるということです。
プレスリリースによれば、この買収における最も大きなポイントは、人材です。
FriendFeedの4人の共同創設者(Bret Taylor、Paul Buchheit、Jim Norris、Sanjeev Singh)は、GoogleのGmailやGoogle Mapsという大成功した人気製品を開発して、Googleのビジネスに大いに貢献したエンジニアです。Facebookは、彼ら4人を含めた12名のFriendFeedの人材をすべて確保できるので、これは大きなポイントです。Buchheitは、Googleの有名なモットー「Don't be evil(悪魔になるな)」の責任者だったということで、Facebookは、大きな資産(=人材)を獲得したようです。
Facebookの次の動きは、やはり「Twitter」でしょうか?
アップデイト:WSJによれば、Facebookは、およそ5000万ドル(50億円)を、FriendFeedに支払い、そのうち1500万ドルはキャッシュで、残りは株式でまかなうということです。大きなお買い物ですね。