またしても急な出張、原稿やレポートのの締め切りに追われて、3週間以上のBlogress(ブログレス)の日々を過ごして、罪悪感にさいなまれています。でもぐずぐず言わないで、ブログをします。
週末は義理の息子が友人と一緒に、Neil Young(ニール・ヤング)が主催してすでに21年間も続いているチャリティコンサート「The Bridge (Bridge School Concert)」に行くために、Salt Lake Cityから遊びに来ていました。シリコンバレーにあるShoreline Amphitheatre で行われたコンサートは、7時間半という長時間に渡るイベントで、普段めったにパブリックに姿を現さないTom Waits(トム・ウェイツ)や72歳になるロックンローラー Jerry Lee Lewis(ジェリー・リー・ルイス)も登場して、私が良く知らない若いミュージシャン(Regina Spektor,Tegan and Sara etc.)に混じって、大いに盛り上がったようです。31歳の息子は、Jerry Lee Lewisがステージに現れ、超ゆっくりな動作でやっと歩いている様子なので、本当に演奏できるのかと最初は疑問に思ったということですが、いざピアノに彼の指が触れた途端、いきなり往年を思わせる演奏をし始めたので、ホッとしたようです。ニール・ヤングも先週でたニューアルバム「Chrome Dreams II 」からの曲を演奏し、奥さんのPegi(ペイジ)とも一緒にプレイして、新しさと懐かしさがミックスする良いコンサートだったようです。コンサートのハイライトのパート1は、このYouTubeのページで、パート2はこのYouTubeのページで見られます。
義理の息子や娘たちが我が家に来ると、私の気分は完全に「継母(Step Mother)モード」になってしまい、今回も夜中の2時半に戻ってきた息子たちの声を聞いて、私は、ホッとして眠りにつきました。コンサート前には、息子と友人、夫と私たち4人は、我が家のある島Alamedaのウォッカの蒸留所St. George Spiritsで、Hang One(ウォッカ)の製造過程見学ツアーとその試飲をやっており、 その後のランチでは行きつけのウォーターフロントのレストランでビールを飲んでおり、その足で彼らは直接コンサート会場に運転して行ったので、クルマの事故が何となく気になって、眠れなかったというのが継母としての本音です。
義理息子と友人は、もうすでに10年以上トライアスロンをやっており、アイアンマンレースの出場権を得るために、フランスまでに言ったほどの熱の入れようです(アルプスの山で足に痙攣が起こって、結果アイアンマンレースには出られませんでした)。我が家に到着した翌日も朝早く起きて、Alamedaのビーチ沿いを1時間以上走るぐらい、トレーニングを欠かしていません。今、息子はMBAのスカラシップをとるためにがんばっている最中で、しばらくは、スポーツと勉強にフォーカスすると言っています。ビールをこよなく愛する息子は、こちらに来るたびに地元のBreweries (地元のビール製造)を探して、工場見学するのが楽しみでで、今回はBerkelyにあるPyramid Alehouse Breweriesにも出かけています。
4人でご飯を食べながら、フッと年齢のことになり、いろんな可能性を秘めている息子に、結婚は急がない方が良いと話しましたが、息子は、「ダッドが32歳の時には僕は11歳だった」と言い、確かにこの差は大きいと思わず、みんなで大笑いしました。夫は21歳で双子の父親となっており(上の娘と息子は双子です)、今の息子のような余裕や人生への選択肢がありませんでした。
人生はいろんなやり方があるなと、実感した楽しい週末でした。