今日の私の気分は、「言行一致」しよう。
昨日の新聞に、ゴア元副大統領の「言行不一致」に関する記事が出ていました。
うちの夫が盛んに「Aha! Aha!」とつぶやいているのを小耳に挟んで、すぐに記事を読みましたが、ポイントは「ゴアさん、あんた、言っていることとやっていることが違うんじゃない!」という批判です。地球温暖化の警告を発する映画「An Inconvenient Truth」で、エコ・エヴァンジェリストとして、環境破壊を阻止しようと呼びかける本人が、ナッシュビルの20部屋もある1万sqtの豪邸ではエコフレンドリーとは程遠いエネルギーの無駄遣いをして、環境保護区に近いエリアの採掘するオイル会社の株式を持ち、公害の原因を作りかねない鉱山会社からロイヤリティをもらったりと、ずいぶん「埃」が出てきています(この記事への反論はゴアのサイトですでに掲載されています)。
人間は聖人君子には程遠いものですので、誰でも「叩けば、多少の埃が出る」のは当たり前です。でも、世界中の注目を集める中で、エコ・エヴァンジェリストとして、パブリック・デビューを果たす以上、自らの「埃」は、十分はたいて、きれいにして、出てくるべきです。
このCGM Big Bangの時代です。人は「面白いストーリー」を見つけると、すぐにバイラル化して、瞬時に広げていくツールを持っています。まさに、今、私はそれを実行しており、ブログ・マーケティングのWOM (Word of Mouth)で、大いに成功した映画のように、ゴアにとって、彼の実際の私生活は、どうやら「An Inconvenient Truth」なようです。
そう言っているだけでなく、やんなきゃだめです。
「Just Do It!」です。