今日、Yahoo!とGoogleは、検索広告のアウトソーシングで合意に達しました。これでは、ヤフーは、年間8億ドル(840億円、1ドル=105円)の収入機会を得て、最初の12ヶ月で2億5000万ドル(262億5000万円)から4億5000万ドル(472億5000万円)のキャッシュフローが可能になるということです。
Icahnの脅しにもめげずに、ヤフーのボードメンバーは、このグーグルとのディールを採択しましたが、マイクロソフトによるアンチトラスト違反のクレームという反撃も予想されて、まだまだ戦いは継続しそうです。ヤフーの株価はこの発表により10%も下落しており、今後もヤフーの道のりは険しいと思います。
5月28日のエントリで書きましたが、CEOのJerry Yangは、D6のコンファレンスで「Googleは好きだ」と発言しましたが、この言葉は真実のようです。MSとの買収劇の決裂をガールフレンドとの別れに例えたJerryは、どうやらMSへの未練はないみたいです。