確かに、この国ではどんな状況でも走っている人を見かけることは、ほとんどなく、信号が赤であろうと、ドライバーにムチャクチャ叫ばれても、みんな知った ことかという平然とした態度で、歩いています。夫とはすでに結婚10年が過ぎましたが、彼が一度だけ自分では「Run」と表現した行動は、大きなストライ ドでスキップしているという程度のもので、いまだに夫の走る姿を見たことはない、というのが実情です。
そんな社会に住んでいる私ですが、実は不思議な「走るパープルマン」を、週に一度、目撃する機会があります。9時35分、Oracleの あるRedwood Shoresに住む私が、同じくShores内にあるオフィスに向かう車の中で、を、パープルのドレスシャツを着た白人男性が、真剣な表情で走っているを 見かけます。彼を最初に見た時は、「この人はミーティングに遅れそうになるので、走っているんだ、珍しいなあ、この国では」、とちょっと驚いて見過ごしま した。翌朝、彼をまた見た時には、非常に驚き、「これは意図的に走っている、しかしなぜタイを締めて同じパープルのシャツにベージュのパンツをはいている のだろう?ジョギングするなら、着替えてやったらどうか?しかし、joggerの割には、表情が真剣すぎる、やはり、今日もミーティングに遅れるから、 走っているのだ」と勝手に確信してしまいました。
それから、はや4ヶ月、Shoresのパープルマンは、やはり同じ服装で、9時35分にTwin Dolphine Driveを走っています。彼のことが非常に気になります。特に彼が何枚パープルのドレスシャツを持っているか?彼は他の色のシャツを着るのか?、彼は汗 をかくのだろうか?
パープルマンが、もし他の色のシャツを着て、走るのを目撃したら、またこのブログで書きます。もし、このパープルマンに、心当たりのある方は、ぜひ教えてください。とっても、気になります。