1月25日のエントリーで、 ブータンの「GNH: Gross National Happiness(国民総幸福)」について書きましたが、なんと先日サンフランシスコベイエリアに訪れたブータンのMinister for Home and Cultural Affairs(内務文化省)のLyonpo Jigmil Thinley大臣の直属局長のもとで、日本の知人が勤務していることがわかりました。
しかし、世の中はつながっています。
このブータンの一件は、1967年社会心理学者のStanley Milgramによって紹介された「Six Degrees of Separation(6人の人間を知っていることによって、世界中の人たちがつながる)」という有名な仮説を実証したようで、思わずこれは「Small World Phenomenon)」だなと、つぶやきました。
久しぶりにブータンで勤務中のその方にも、その方に私のブログをEmailで伝えた方にも、連絡しました。ブータンは鎖国状態に近いので、外国人の国内の 移動も許可を必要として、物理的にはなかなか大変だそうです。ただし、ブータンの人々は「性格が穏やかで、顔の表情も柔和で、何故か白髪もメガネやコンタ クトレンズをしている人もほとんどみかけませんし、道端の犬も平和そうな顔で寝ています。」ということです。
そうです、世界は広くて狭くて、人々は離れていてもなぜかつながっています。
私のブログも含めて、この手のCGM(Consumer Generated Media: 消費者によって創出され共有されるメディアやコンテンツ)は、情報がメディアを通さずに、「産直情報」として、Peer 2 Peerで、ダイレクトに交換されています。2月7日現在で、世界には2700万のブログが存在し、毎日120万件の書き込みがあると言われています (By Technorati)。
こうしたブログのビッグバン状態は、この先私たちの生活に大きな違いをもたらしそうです。2056年、今から50年後、私が100歳になった時に、世界は どうなっているのかしら?これは、絶対に自分の目で確認したいので、100歳になっても現役でコンピュータに向かえるように、身体と心を大いに鍛えつつ、 好奇心を失わないようにしなければと思います。