ひさみをめぐる冒険
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ひさみをめぐる冒険
サンフランシスコ・シリコンバレー在住マーケターのINSIGHT(洞察)



私のTweetsのまとめ(7/5-7/7/2010)

7/7/2010

 
私が過去3日間、気になったことや面白いと思ったことを、逆時系列で記します。

  • 2010年の米国モバイル広告費は5億9300万ドル(43%増)、2013年15億6000万ドルとおよそ3倍になると予測。アップルのiAdプログラムはどこまで食い込めるかな? iTunesがつくるターゲットモバイル広告はかなり絞り込めるから http://bit.ly/9jp7V8
  • ファッションデザインの民主化ね、確かにソーシャルネットワークを使った、ユーザのデザイン選択は有り得る。インディデザイナーの応援にもなる。1980万ドルの投資が入って、SFにオフィスを構えるModCloth。http://bit.ly/bNqs1m
  • 日本語がモラルハザードとなって閉じた世界となってしまう危険性を指摘。必読のブログ⇒日本語で表現している私たちは、いわば「ローカル・リーグ」の中で闘っているのであって http://bit.ly/9qRet9
  • 自分のコラムのPRです⇒RT @nikkei_netma NETMarketing Online昨日のアクセス1位は、大柴ひさみさんの「Facebookのマーケティング活用、成功のカギは長期的なファンとの関係構築」でした。 http://onc.li/alZZCq
  • FastCompanyのBoguskyに関する記事 http://www.fastcompany.com/1666276/alex-bogusky-crispin-porter-miles-nadal-mdc-unrequited-love?nav=inform-rl
  • BoguskyがFastCompanyの記事に対して反論「広告から離れたけど友人でもあるMilesから離れた訳ではない」と。簡潔にセンセーショナルなフレイバーをつけるソーシャルメディアへの批判も軽く触れている⇒http://post.ly/m7js
  • 『ウエブの建国の父トップ10』リスト:あの若きMarc Andreessen随分ふけちゃったなあ…RT @mashable The 10 Founding Fathers of the Web http://bit.ly/dai4xd
  • プリンスだから言えること「インターネットは終わった」。新アルバム20TENはデイリーミラーを含む紙の購読者にCDとして販売される。RT Prince: “The Internet Is Over” http://bit.ly/ainRwS #20ten #internet
  • カリフォルニア州知事選挙:個人資産9100万ドル(91億円)投下した共和党のWhitmanは民主党のBrownとデッドイーブン。マスターカードの広告はお金で買えないものがあると言ったけど、どうやら州知事の椅子は買えそう(笑) http://bit.ly/bWZevs
  • クラウドソーシングと言ってしまうところがキャッチー(笑RT @rww Crowdsourcing Goes Hollywood with YouTube's 'Life in a Day' Project http://bit.ly/9TC0Gt #crowdsourcing
  • Twitterの広告第3弾「Earlybird」が登場。広告主はエクスクルーシブなディールやイベントなどをオファーする。要チェック。 Los Angeles Times http://bit.ly/99qu0Z
  • TwitterのCEOによれば、Twitterの1日の検索クエリは4月から33%増で6億から8億にまで上昇。リアルタイムサーチはまさにホット。http://bit.ly/b9nyyy #biz-stone #google #search
  • リドリー・スコット+YouTube+サンダンス+LG="Life in A day" on 7/24。さてどのくらいの規模でUGF(User Generated Film) がアップロードされるか? RT http://bit.ly/caDkUJ #ridley-scott
  • ちょっと煽っている感じかな。データメモ:Facebookと若者の関係 RT @mashable The First Thing Young Women Do in the Morning: Check Fac.. http://bit.ly/cd7sZB #facebook
  • iPhone 4 international improvements http://bit.ly/baQAAF
  • 予想しにくい世界のトップ11のクリーンビーチ(水質)。オイルスピンがしんどいけど、べイエリアのStinson Beachも入っている。あそこは写真の通り、綺麗です。http://huff.to/b3rkGD Huffpost -
  • リメイクしてほしい名車8選:史上最も美しい車は1966-1973年に750台作られた『Lamborghini Miura』らしい。フゥー。綺麗です。http://wiredvision.jp/news/201007/2010070623.html (@wiredvision)
  • アップル内のiPadと他の製品とのセールスのカニバリズム:Macはリテールセールスは37%増で好調、iPodに多少影響が出ているけど、アップルのビジネス全体では問題がないとのこと。ビジネス戦略の判断がお上手なのかしら? http://bit.ly/9rVw50
  • 「知の探検家」梅棹忠夫さん90歳大往生:「女が封建武士=サラリーマン型の妻をやめ社会的な職業を持つべきだという『「妻無用論』を1959年唱える。『情報産業』という造語を作りだした『知の巨人』。合掌と感謝しかない。常識を打ち破れ。http://bit.ly/bcLiTT
  •    News CorpがMySpaceを売却するのはすぐ?ルパート・マードックはMySpaceを7億ドルで売りたがっているらしい。かつてはSNSの王者で世界に君臨したのにちょっと落ちるとすぐに売却。大企業に飲み込まれた宿命か。http://bit.ly/9mWG8b
  •  日本の医師、手術のアシストにiPad使用。芥川龍之介の言った「日本のつくりかえる力」をふと思い出す。RT @WiredUK Japanese doctor uses iPad to assist surgery http://bit.ly/duooIb
  • 昨日60minuteで久しぶりにJack Hornerと「B. Rex」を見る。15年前にバークレイの古生物学部主催のT Rex落成パーティで会ってるけど相変わらず元気。恐竜好きな私にとって鳥と恐竜をつなぐB Rexは大興奮。http://youtu.be/AeYhUUFDiF8
  •    @boguskyの「請求できない1週間のタイムシート」。80時間のソウルサーチングと40時間の睡眠。Beautifulで切ない表現。言葉をCareする人のTweet。重い。

「グランドキャニオンなう」

6/16/2010

 
  • 5日間も大自然の中にいたせいか、今でもリズムがオフビート。荒野を走りながらサテライトラジオSiriusでNPRを聴いていたから、ゴアの離婚ショックやジョブズのiPhone紹介、州知事プライマリー選挙など情報は耳に入っていた。ただ物理的な距離感が大きすぎて何か情報がぴんとこなかった
  • カリフォルニアのモハビ砂漠、ネバダ、ユタ、アリゾナと、ちょっと荒野に足を踏み入れると、シグナルが届かず、ネット接続はできない。iPhoneのGPS機能を使ってルートを検索したけど、道の指示が変だった。オンラインに頼れるのはシティ界隈。大自然に入る時にハードコピーの地図はマル必。
  • 人間の感覚とは摩訶不思議。普段はすっかり退化している感覚が、自然の中に自分を浸すことによって鋭敏になる。突然「色即是空」という言葉を思い出した。全てカタチあるものや現象(色)はそれ自体では存在せず、互いに依存する関係の上に成り立っている。人と人、人と自然、みんな縁でつながっている
  • ネバダのフリーウエイを走って唯一、おやと思ったのが何マイルかごとに立っていたZapposの広告。オフラインで、本社のあるネバダのコミュニティを、オーセンティックなやり方で、さり気なくCareしているのがZapposらしい。荒野のフリーウエイに点々と立つビルボードは、実にいい。
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家族のReunionで4州(カリフォルニア、ネバダ、ユタ、アリゾナ)合計3033kmをクルマで駆け抜けました。以下はその後に立ち寄ったグランドキャニオンのTweetsです。実際にグランドキャニオンに行く途中と到着後もiPhoneのシグナルが届かず、「グランドキャニオンなう」のTweetはライブでできませんでした。アメリカはめちゃくちゃ大きくて広い大陸です。そんなもんかと思っています。

  • 家族のreuion参加のために、カリフォルニア、ネバダ、ユタ、アリゾナの4州を駆け抜けて昨晩我が家のある島に帰宅。合計走行距離1905マイル(3033km)、高低差は海抜ゼロの島から9000フィート(2743m)のグランドキャニオンまで足を伸ばしたのでかなりバーティカル。気分はまだ車の中状態
  • 宿泊したのはユタのSt. George。アリゾナとネバダの州境に近い古い歴史のある街。ただし、気温は夜でも華氏104度(摂氏40度)で、これから夏になると大気中にヒートウエーブが見えるとの事。湿度がないので何とか耐えられるけど、肌を刺す太陽は厳しい。水がいかに重要か身にしみる。

  • 黒のコンバーティブルのマスタングをレンタカーしたので、アリゾナの荒野を疾駆している最中、黒の野生馬をイメージして、思わずiPhoneからTweetしたしけど、シグナルが届かず、「グランドキャニオンなう」はできなかった。広大な米国でネット接続のユキビタス状態を構築するのは中々難しい
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今週(5/11-5/16)私が感じたこと関心を持ったこと(Tweetsのまとめ)

5/16/2010

 
今週、私が感じたことや関心を持ったことのTweetsのまとめ(抜粋)。逆時系列で以下に並べてみます。

  • Twitterを始めて良かったこと:「日本の事象が身近に感じられる」、「ライブで仕事以外の事が話せる」、「井戸端会議に時差や国境を越えて参加できる」、「知り合うチャンスのない人の考えが垣間見られる」楽しいことばかり。でも時々(しょっちゅう)おしゃべりに夢中になってしまうのはまずい
  • ケータイを使って小額を「支払う」ことにかけては日本が先進国だが、スマートフォンでお金を「受け取る」ことにかけては、Squareによってアメリカが先んじることに RT 「Square」の商用サービス開始は、紙幣の「終わりの始まり」か http://bit.ly/bScPk6
  •  世界中から来る移民と様々な人種が『米国』という政治的な枠組みにコミットメントして形成されている集合体が米国という国。典型的な米国人は、そのどの部分を見るかによって異なる。「An American(1人のアメリカ人)」という言い方しかないと思う。 
  • 「グローバルでローカル」、これぞマーケティングの肝。広島弁で説明するiPadのビデオはその言葉の暖かさと柔らかさがいいなあ。ぜひ他の方言でもアテて欲しい。『iPadの説明するけぇ、よう聞きんさい』 #iPadhttp://youtu.be/bh-sENPLd44 
  • 単独無寄港世界1周セーリングの16歳Jessica Watsonは、ビデオスカイプでセーリング中も陸とコミュニケート。5年前の私の太平洋半分セーリング航海でも、これが使えていれば、もっとFunだった。とにかく素晴らしい。 http://youtu.be/HifWpWOwX7k 
  • OMG! 16歳のオーストラリア少女単独無寄港世界1周セーリング。34フィートのボートで7ヶ月ぶりに帰国。彼女が真っ先にしたことは運転免許証取得。Life is beautiful http://nbcsports.msnbc.com/id/37161350/ns/sports/ 
  • 日本の外来マーケティング用語は、変に加工されたカタカナや原義から外れた使い方が目立つ。グローバルな土壌に立つ意向があるならば、変なカタカナ英語をやめて言語を生で読むことを奨励。また米国のマーケティング関係者はキーワードで格好つけることがあるから、それを見据えて読み込むことが肝要 
  • 日本の凄さと怖さは「英語をカタカナにして、それをいつの間にか不思議な日本語に翻訳し、結果英語の原義を変えてしまうこと」。別な例では、インドでは聖なる生き物牛を使って「ビーフカレー」をつくるとか。別に悪いことではないけどインドではあり得ない。問題は、それを日本では忘れてしまうこと。 
  • 「楽天が英語を公用語に」日産はゴーンさんと社員がコミュニケートする中で、お互いの共通語として英語が必要という必然性があったけど、楽天が国際化を目指す為に日本人同士が英語で話すというのはちょっと無理がある。社内のカタカナや英語の意味の確定や議論や交渉ルールの再構築をまずすべきかな 
  • オバマ大統領支持率がギャロップで52%と1%増。原油流出が悪化する中で、大統領の粘り腰。個人的には彼は働き者なので大統領としての仕事は任せて、私は自分の仕事をしています。 Obama Job Approval:http://bit.ly/apAUzr 
  • アップル自体はまだ無視しているけどアップルファンのAdobeへ反応広告。速くてうまい。The REAL Response To Adobe's Lame 'We Love Apple' Ads http://bit.ly/chXONL 
  • 自転車乗りとしてはやはり自分の足でペダルをこぎたい。でも折りたたみ式でトランクの中で充電というコンセプトは他の利用が考えられる。フォルクスワーゲンの電気自転車(動画)http://wiredvision.jp/news/201005/2010051419.html 
  • ベトナムで見つかったiPhone 4G試作品は産業スパイがらみらしい。成長する痛みを抱えるアップル、全てをコントロールするのはもう無理。「流出」続く次世代iPhoneの理由は?http://wiredvision.jp/news/201005/2010051422.html
  • Facebookのプライバシー問題への不満が徐々に目立つ。SF Chronicle一面でアンチFBの動きを描写。読者向けにFBのオプトアウトの方法を説明。アンチFBはFBの態度は「Cavalier(傲慢)」だと批判。でも乗換えがないからね。http://sfg.ly/a9clTl
  • Twitterとeメールを見送る理由が「中傷の懸念や他人が候補者になりすます恐れがある」とは、ちょっと愕然。ネット選挙ブログ解禁http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051201000359.html
  • Adobeのマーキュリーニュースに打った「WE LOVE APPLE 」一面広告のWEB版。 http://bit.ly/d8GXOi
  • Adobe全頁広告「We Love Apple」の後半部分。What we don't love is anyboday taking away your freedom to choose what you http://twitpic.com/1njiv6
  • 今朝のSF ChronicleにAdobeの全頁広告。アップルに対してクリエイティビティの自由を問いかけている「We Love Apple」 http://twitpic.com/1nhxxg
  • 色んな見識を知ることは重要。池田さんの趣旨の簡潔さと明解な論旨は凄い。 『ソフトバンクは「坂本龍馬」ではない - 池田信夫』 http://agora-web.jp/archives/1010135.html
  • 米国オンライン広告収入第一四半期60億ドル(6000億円)RT @TechCrunch U.S. Online Ad Revenues Hit Nearly $6 Billion In The First Quarter http://tcrn.ch/cv9nka
  • Twitterはある意味でコミットメント。やり始めたらやり続ける。やれないんだったら、やるな。明らかに自分でTweetしていないのが見えた時、人の心は離れる。だって、井戸端会議に、秘書を遣わすわけにはいかないんだもん。
  • 続き:日本人にとっては「そんなこといちいち確認しなくても分かってるだろ」と思うかもしれません。しかしユダヤ人は「知らないことはすべて聞く」というマインドが備えています。これは多言語多文化において国際取引を行う場合は必須の姿勢と言えるでしょうhttp://bit.ly/9kpJBj
  • 「ユダヤ人の思考法―地球上0.02%がノーベル賞40%を占める理由」:日本人のように同じ文化背景の間同士のコミュニケーションと違い、非常に細かく全てのことを論理的に確認し、議論を徹底的に行う習性も独特。以心伝心という名のもとにろくに確認もせずにプロジェクトを進めるなどありえない
  • FBのニュースフィードの中で雑誌の記事と広告を完全に見せる。友人との共有も可能。雑誌購読の申し込みもFBを離れないで中でやる。Facebookはもう完全にオンライン上の自宅。何でもやっちゃうのか。うーん、個人的には抵抗ある http://adage.com/u/i7SC3b
  • Colgate Universityの2010年卒業アルバムは、グーグルマップによるマッシュアップ。200人の卒業生のうち8人はビデオをアップ。うーん時代… http://offices.colgate.edu/SeniorProfiles/SeniorProfiles.asp
  • 5/13-5/22 フォードのSNSアプリ装着車でTweetしながら米国横断するキャンペーン(ミシガンからSF):American Journey 2.0 RT @mashable http://bit.ly/bYrxMh #american-journey-2-0 #apps
  • 調査:相互フォローが22.1%のTwitterはソーシャルネットワークと言うより放送に近い(Flickrは68%、Yahoo360は84%)。人々はフォローするのは、オフラインの社会関係の反映、他の人のメッセージのサブスクリプションの為。http://bit.ly/bfjiSq
  • このスペースホールはとてつもなく綺麗。WOW! 未知なるものは無限大http://www.esa.int/esaSC/SEMFEAKPO8G_index_1.html
  • Business Insiderより、VerizonがGoogleとアンドロイドベースのiPadキラーのタブレットの開発をWSJに告げる。VerisonがiPhoneやIPadに入り込むためのアップルへの圧力の意味もあり。 http://bit.ly/a43m10
  •  100年前のカラー写真とは思えない。Wow! RT @alltop Incredible colour photos from the early 1900s - Holy Kaw! http://bit.ly/d135at

「ad:tech sf」が終わって、私が見たこと感じたこと(写真公開)

4/23/2010

 
3日間のad:tech sfも無事に終了。すでに期間中からTweetsはしていますが(ハッシュタグ#atsjで検索できます)、写真(D2Cのよる撮影写真)は、まだ見ていない方もいると思いますので、アップロードします。
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その後、真打の日本コカコーラの江端さんとD2Cの藤田社長がプレゼンしました。江端さんのプレゼンのポイントは以下です。豊富なデータと事例を駆使して、日本の先進性を大いにアピール。

  • 日本はモバイル中心社会で3つのスクリーン(TV、ケータイ、コンピュータ)活用が重要
  • 缶コーヒージョージアの事例:織田信長を題材にTwitter小説を展開。個人的にはこれはかなり面白く、おおーうなりました。140文字のTweetの縛りを活用して、リシールできる缶コーヒージョージアの特性を生かす。「良いものを少しずつ」というコンセプトはお見事。
  • 壮健美茶の事例:TVとソーシャルゲームアプリの連携
  • モバイルクーポンやモバイルeマネー活用:モバイルでベンダーマシンから飲料を買えるというのは米国ではまだまだ考えられない先進性。
藤田社長は、ケータイでプレゼンテーションされて、日本のモバイル事情を、事例を交えながら俯瞰で紹介し、特にモバイルAR(Augmented Reality)を活用した「iButterfly」は会場のどよめきと興奮を誘いました。

  • iButterflyの事例:電通の杉友さんが別のステージでアプリのデモを実施。ARもさることながら、やはリ誰もが眼を見張るクリエイティビティ。誰でも蝶を見た瞬間、思わずつかまえたくなる子供心に直接触れたストレートさと、他の人収集した蝶を見せながら交換共有したくなる、ソーシャルのコンセプトがきっちり描かれているところが凄い。また位置情報やクーポンというビジネストランザクションがきっちり入っていて、グローバルキャンペーンで使えそう。
  • 産経新聞の新聞広告の可能性:ユニークな動きのあるモバイル上での広告は、iPadでやったらモット効果的
  • 世界カメラの事例:進んだモバイルARを紹介
  • 得するアプリ:LBS(位置情報:Loation Based Services)をもとにかなりセグメントしてクーポンを出せるので、ビジネスリードの強みを発揮
  • 日本のモバイルの先進性は「キャリア中心のエコシステム」がポイント。90%をコンテンツプロバイダーに戻すことが、要因の1つ
私が感じたこと:
  • 日本はコンピュータを経ずにいきなり「ケータイ高度情報社会」に突入できたのは、キャリア、コンテンツプロバイダー、マーケターの3者が、ユーザとの信頼関係構築に非常に努力したことによって、ユーザが不安なく便利で楽しく遊べるケータイ社会が実現できたことが大きな要因。
  • 日本はテクノロジーをテクノロジーとして感じないで、ケータイが生活で最も重要なユーティリティとしてOnly One Deviceになった」。これは非常に稀有な現象で、日本の独特な文化と風土がなしたもの。
  • ただし、iPhoneに代表されるスマートフォンの登場は、従来の日本のケータイエコシステムにグローバルの風を送り、新たな モバイルデバイスの可能性を秘めるIPadによって、「ケータイ社会からモバイルデバイス社会」になりそう。
  • 日本の独特な発想力とクリエイティビティは、世界でも類のないもの。このユニークなソフト(コンテンツ)を、高度なテクノロジーをもって、非常に軽やかで楽しい製品やサービスに転換できるのが、日本の強み。
  • 今後は「日本は特殊だから」というエクスキューズ(言い訳)をせずに、良いものをグローバルに使ってもらおうと素直に考えて、世界に飛び出して欲しい。なぜなら、世界の仲間はそれを期待しているから。
インターネットは、国、文化、民族、社会といった違いにこだわらず、時空を超えてボーダーレスなコミュニケーションを求める人たちのプラットフォームです。この楽しいパーティともいえる出会いの場で、「壁の花」でいる必要はなく、壁から離れて、一歩踏み出した瞬間、みんなと仲間になれます。

テレないで「Have a fun」の気持ちになりましょう。そんなことを、今回のad:techで感じました。

「Just do it」=「やってみなはれ(サントリーの佐治さんの言葉)」だと思います。


このセッションは米国の先を行く、日本のモバイルマーケティングの事例を紹介するもので、私が冒頭に以下の寿司を例にとって日米の文化的な違いを説明しました。料理セッションのように見えますが(笑)、緊張を解くために、アイスブレイクとしてみんなの気分を和らげました。

「Twitterは現代の万葉集になり得るか?」:140文字の縛りは日本語の特性と日本人の価値観にマッチしている。

3/27/2010

 
宣伝会議のセミナーやその他各企業や団体で行った4つのセミナー同様、JaM Media Sessionも好評でした。皆さんの質問も相変わらず活発で、またセッションの実況中継のTweetもあり、みんなエンジョイしたようです。このセッションのハッシュタッグは「#JMS5」で、東急エージェンシーの菊井さんの絶妙なTweetで、かなりブレイクしたみたいです。セッションの中身を参加者の1人のそういちさんがブログでまとめてくれていますので、ぜひご覧ください。私のセッションの発言で最も盛り上がったのは「女の子は4回ぐらい誘われると興味がなくても1回ぐらいデートしてあげようという気になる、3回じゃだめ」というもので、Tweetで一番RTが多かったようです(ちなみにこれは経験に基づく真理です、笑)。

セッション終了後も、また米国に戻ってきてからも、Tweetだけはどんどんしていました。その中で最も興味深かったのは自分のちょっとキャッチーなTweetに、さまざまな反応が起きた点です。自分は意図的にキャッチーにしたわけではなく、セミナーやブログでは言いにくい直感的で本音的なものをTweetしただけですが、結果、多くの人たちのRTやおのおのの意見やコメントを生み、思いもよらぬ広がりが生まれました。F2Fで会う人たちは、職業柄どうしても自分が属するコミュニティ(私の場合はマーケティングや広告の世界)の方が多くなります。ただし、Twitter上では思いもかけない世界やコミュニティの方が、私のTweetにインタラクトして、普段知るよしもない方たちとフラットに会話をすることが可能です。もちろん、私は返信やRTする場合は、相手のTweetを読んで、どんな人で信頼に足るのかという部分を見てから、返信しています。ですので、闇雲にまるっきり知らない人とおしゃべりしている訳でありません。同様なことはフォローする時の基準も然りで、私はフォローする場合その人のTweetを継続的に読みたいと思ってフォローするので、残念ながら自分にフォローされた方を全てフォローできるほどの余裕がありません。

米国でもすでにフォロワーズの数云々で、その人の影響力を測定するのは適切ではないという意見が主流です。むしろソーシャルグラフの中で、その人はどんな風に位置づけられているのかを見ることが重要で、Tweetする人のTweet数とそのRTの数をきちんと見るべきだという意見が出ていますが、私もこれには賛成です。「100万人は、単なるブロードキャスト(放送)」とよく言いますが、ニュースサイトや企業がマーケティングやビジネスのリードとしてやる場合は別にして、「会話」や「ダイアローグ」したいと思ってTwitter利用する場合は、1000人をフォローするだけでも大変だと思います。

過去1週間、自分で日本のTwitter世界をEthnography的に見て、気づいたことは年齢・性別・職業といったデモグラフィックな差異を超えて、みんな本当に140文字に収めるTweetが好きなんだという点です。米国ではソーシャルメディアでの会話は「巨大な井戸端会議」みたいなモノだとよく言われます。これは確かに英語圏では当てはまるような気がします。日本語圏では、140文字の縛りの中で、表意文字である漢字を中心に、英語の2倍以上の中身を盛り込み、さらにひらがな、カタカナなどを駆使して、見た目も絵画的に綺麗に仕上げています。英語のTweetはこの点からもみても、全ての内容を140文字に入れることの無理があり、どうしてもリード的な要素が目に付きます。日本語のTweetは、140文字で完結させるチカラをもち、さらに「言わずもが花」と言った価値観に裏打ちされて、あえて余白を使って、相手に考えさせるという、日本独特のコミュニケーションの効果が目に付きました。和歌や俳句の伝統を持つ日本人の感覚に、この140文字のTweetはよくマッチしており、連歌の流れなのか、RTを入れて、みんながつないで会話しているのが面白いと思います。

今日、自転車をこぎながら思ったのは「Twitterは今の時代の万葉集では?」といったひらめきです。『万葉集』は7世紀後半から8世紀後半にかけて編纂された最古の歌集ですが、そのユニークさは天皇から農民まで幅広い人たちの歌を集めたものという点です。また『万葉集』という書名の意味は、「葉」は「世」すなわち時代という意味があり、万世まで伝わるようにと祝賀を込めたと、ということです。日本の「Twitter」を見ていて、「言祝ぐ」というような印象を持ちました。もちろん、万葉集の中にある、防人の悲しみや恋人たちの愛の歌ばかりではなく、今のTwitterの中には生臭い会話がうようよしています。でも、実名あるいは実名に近いカタチでアカウントを持つので、多くの人たちは真剣に誠実にTweetしているような気がします。日本ではネット上の匿名性が云々されますが、このTwitterのオープン性やフラットな関係論が、その辺の胡散臭さを超えさせる、そんな予感がしました。

まだ、生まれたの赤ん坊という感じのTwitterですので、しばらくはじっくり成長を眺めて、なるべく自然な姿を見てみたいと思います。

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米国に戻ってからは、冷蔵庫に食料を買い込み、篭城状態のように、自分を追い込んで、外出せずにひたすらコンピュータと向き合っていました。その間、プロポーザルやコラムなど大至急の懸案事項を片付けて、新たなプロジェクトも始まりました。また、4月にはad:tech SFへの参加も急に決まるなど、キリギリス状態(サラダばかりう食べている私を母はキリギリスと呼んでいます)で働いた甲斐がありました。昨日やっと余裕が出てきて、篭城状態から脱出して、レストランで夕食をとり、今朝は春爛漫の島を自転車で2時間駆け巡ってきました。

閑話休題。好評だった3月11日のJaM Media Sessionの写真をあげます(しかし情けないぐらい遅い更新です)。

私のつたない書と俳句の展示会のお知らせ「Haiku Mind」(3/5-26)

2/16/2010

 
日本出張直前で、朝から猛烈な勢いでタイプを打ちながら、セミナーPPTを作成しています。すっかりブログレス状態でスイマセン。そんな中で、思わず何をやっているのと言われるのを覚悟で、実は「書」と「俳句」の展示会のお知らせです。日本ではなく、私の住むアイランドシティAlamedaのFrank Bette Center for The Artsで、3/5-26「Haiku Mind」という俳句のショウが開催されます。出展するクリエイターは米国人が主で彼らが英語で俳句を詠みますが、私は日本語の俳句を「書」にしたためて出展しました。これは私の俳句と書を使った案内のポストカードです。
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子供の頃から「書」は習っており、検定試験を受けて、一応人に教えることも可能な状態です。母から定年後にできる職として、子供の頃に「書道」を習うように言われて、私も納得して一生懸命習いました。先生にいつも「書は人なり」と言われて、今もそれを実感しています。以下は出展した5つの俳句と2つの私の好きな言葉と英語の説明です(英語の説明はビジネスパートナーの編集でネイティブチェック済み)。

  • Red Camellia: 「初春の 雪の庭にて 紅椿」 "Early spring, a red camellia in a snow garden"
  • Spring Thunder: 「春雷の 鋭き音に 春目覚め」"A sharp crack of thunder, spring is awakened"
  • American Dream: 「空翔る 天馬の如く 夢走る」"A dream turns, like Pegasus in the sky"
  • Sailing: 「蒼き湾 白い帆布の 沖走り」"Across the dark blue bay, a white sail glides"
  • My Alameda: 「雨にぬれ あらめだ美し 我が島よ」"Drizzled by rain, my island, sweet Alameda"
  • Shun: 「旬」"Be in season"
  • Ichigo Ichie: 「一期一会」"One moment, one encounter"

ギャラリーの仲間はすっかり私の書が気に入ってくれて、この俳句のショウに限らず、いろんなテーマで書いて欲しいと言われて、すっかり私は「木登り豚状態(豚もおだてりゃ木に登る)」です。日本の文化の美しさをこちらの人により深く理解してもらえるように、地元の人と一緒になって、クリエイティブな活動をしたいと思っています。お近くにお寄りの際に、ぜひご覧ください。

1億の米国人が65回も視聴する今年のスーパーボウルTVCMは論議を呼んでいます

1/31/2010

 
2月7日のオンエアまであと1週間と迫った今年のSuper Bowl(スーパーボウル)は、およそ1億人の米国人が広告を合計65回も見ることとなる米国最大のCMフェスティバルです。今年も事前からさまざまな論議を呼んでおり、放映局のCBS は2億1300万ドル(213億円、1ドル=100円計算)の収入を見込んでいます。今年の30秒のTVCMの値段は250~280万ドル(2億5000万円~2億8000万円)で、この莫大な金額を払っても、普段は「広告から逃げる消費者」 が1年に1度「TVCMの批評家」に変身して、広告に注意を払うスーパーボウルは、やはり落とせないようです。今年はみんなTwitterを駆使して、お互いの広告批評を共有するののが必須と思われます。 

23年間スーパーボウルの広告主であったペプシコは、今年はその出稿を取りやめて、社会貢献を中心とした「Pepsi Refresh Project」に2000万ドル(20億円)を使い、一般の人たちの投票によって選んだチャリティ活動を毎月130万ドル(1億3000万円)寄付していくと宣言しています。詳細は日経BPの私のコラム「米国ネットマーケティング茶話」の最新コラムにまとめていますので、ぜひご覧ください。

こうしたスーパーボウルの卒業生もいれば、復活するクライアントもいます。その一つは12年ぶりに戻ってきたインテルです。確かに、かつてはインテルの独占状態だったチップやマイクロプロセッサーの分野も競争が激化しており、ある意味でインテル・ブランドの再クレームをマスオーディエンスにしたいというのは本音でしょう。その場としてはスーパーボウルは適切なかもしれません。

すでに今朝Tweetしましたが、事前に論議を呼んでいるのが、CBSがゲイ対象のデイトサイトManCrunchの男性同士がキスするCMを、全国放送の基準に適合しないという理由で拒否した件です。すでにオンラインにこのヴィデオがあがっていますが、ゲイに対する偏見の論議を別にして、広告のレベルとしは単純すぎて、ちょっとこれはないなと思える内容です。

このManCrunchの一件は、2億8000万ドルの広告費を払う能力もないのに、否定されるのを承知でわざと論議を呼んでパブリシティ効果を狙ったという批判もあり、弱小企業のゲリラ的なマーケティング戦略の可能性もあります。すでにYouTubeでは、33万2500以上のビューもあがっており、彼らの意図はそれなりに達成されたのかもしれません。

これとは別に、米国の論議を二分する社会問題である「アンチ中絶広告」のオンエアを、CBSは許可しました。これは、反中絶を訴えるクリスチャン団体「Focus on the Family」が広告主で、生命の危険を理由に医師に中絶を薦められたが、あえてそれを押し切って出産を決意したNFLプレイヤーTim Tebowの母親が登場する「反中絶広告」です。女性の出産と中絶の選択の権利を守る女性団体からの抗議も寄せられており、母親が出産を決意した1987年のフィリピンでは中絶は違法で、違反者は6年の懲役が課せられる状況下で、医師が中絶を薦めたことは疑問だとする論議もあります。こうした事実を広告がきちんと説明しないでオンエアしたら、FTCやFCCへ訴えるという声も上がるなど、ヒートアップした論議となっています。

スーパーボウルの広告は、確かに時代を反映して、常にさまざまな論議を招いてきましたが、広告主がここで考慮しなければならないのは、視聴者がどんな気分でこの番組を見ているかという点です。マーケターとして考えると、米国民がビールやワイン片手にパーティ気分で「楽しもう」と思っている場に、いきなり「中絶」のような一言では片付かない宗教観や価値観の違いに根ざしたシビアな社会問題を持ち込むのは「場違い」であるという点と、そういう広告と視聴者は、その日は「エンゲージできない」という点です。

「場の空気を読む」

これはマーケターの最もケアしなければならない部分で、それが読めない広告主は、2億8000万ドルを無駄に使うことになります。CBSはスーパーボウルをどんな番組として位置づけているのか、経営者の立場から離れて、一消費者として考えたほうがいいと思います。子供たちが走り回る裏庭で、バーベキューでハンバーガーがグリルしているお父さんが、いきなりTV画面で「中絶問題」を見せ付けられるのはシンドイと思います。そういうシーンがスーパーボウルの典型的な場面です。それを思い描きながら、マーケティングする、これが肝要だと思います。


Twitterの分析による「2009年トレンドのトピックス」

12/16/2009

 
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6月のイランの大統領選挙の際に、Twitterがイラン市民の主要なコミュニケーションツールとして活用されて、一気にグローバルな注目を浴びましたが、それを反映したせいか、News Eventsのカテゴリのトップは、ハッシュタグ付の「#iranelection(イラン選挙)」で、4位に「Iran(イラン)」、5位に「Tehran(テヘラン)」とイラン関連用語が並んでいます。これは、私にとっては意外な結果で、そこまでイラン大統領選挙でTwitterがヘビーに使われたのかと思い、思わずTwitterが果たした「コミュニケーションの民主化」を実感しました。

Peopleのカテゴリでは、トップは予想通り「Michael Jacson(マイケル・ジャクソン)」で、第2位に英国の「Britain's Got Talent」で準優勝となった「Suzan Boyle(スーザン・ボイル)」がつけて、3位には同じくAmerican Idol(アメリカンアイドル)の準優勝の「Adam Lambert(アダム・ランバート)」が入っています。スーザンは、「YouTubeセンセーション」と呼ばれて、全世界の注目を集めましたが、彼女のデビュー曲「I Dremed A Dream」は予約の段階でミリオンセラーとなり、今はビルボードを驀進中です。さらにアダムはアメリカンアイドルで初めてゲイであることをオープンにした男性です。先月のAMA受賞式で、セクシュアルなダンスで歌唱したために多くの非難を受けて、朝のトークショウの出演がキャンセルされるというスキャンダラスな存在です。オンラインで注目を集める要素としては、良くも悪くも「センセーショナルな部分」が必要で、この両極端な2人の例は、それを示唆しています。

Technologyのカテゴリでは、1位「Google Wave」、2位「Snow Leopard」、3位「Tweetdeck」、4位に「Windows 7」という順位で、Google、Apple、Twitter、Microsoftとテクノロジー業界の雄をトップ4に入ってきています。Windows 7が4位というのは、いろんな意味で中々健闘していると思えます。

おのおののカテゴリのトップ10を見ると、どれも予想可能な順当なランキングで、一般の人たちがTwitterでさまざまな検索をしていることがよくわかります。ライブでリアル検索が可能なTwitterの良さは、今年1年でどうやら実証されたようです。
昨日Twitterが発表した今年のトレンドのトピックスは、中々興味深い結果となっています。キーワード、ハッシュタグ、フレーズを分析して、以下のように7つのカテゴリで各々トップ10を選んでいます。

マーケターとして考える「空気感」:今の気分は「ディスカバージャパン」です。

7/13/2009

 
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先週末に米国に帰国し、今は「米国の空気感」をつかむために、大きく深呼吸している最中です。今回の3週間の日本出張は、1995年に米国に移住して以来、最長の連続した日本滞在となり、改めて「日本の生活」を見つめ直す、非常に良い経験となりました。

かつて1970年代に、国鉄(JRの旧称、当時はそう呼ばれていました)が電通と展開した「ディスカバージャパン(Discover Japan:美しい日本と私)」というキャンペーンがありました。この頃は、1970年に女性雑誌の「anan」、1971年に「non-no」」が発行されて、「アンノン族」という言葉が生まれ、当時10代だった私も含めて多くの女性たちは、倉敷、萩、津和野などの古都を訪ねて、「日本を良さを再発見する旅」に憧れました。さらに、1978年には、山口百恵の「いい日旅立ち」が国鉄のキャンペーンソングとなり、女性たちの旅への憧れは高まって、現在に続いています。

今回の3週間の日本滞在は、講演のためにもちろんホテルに泊まりましたが、縁あって普通のアパートメントに泊まり、スーパーマーケットやコンビニエンスストアに頻繁に出かけ、大学時代のゼミナールの友人たちが開いてくれた同窓会で大いにおしゃべりをして、3人のお子さんのある家族とランチをしながら遊園地で大観覧車に乗るという経験までしました。以下の写真は横浜のみなとみらいの大観覧車に乗った私と観覧者の中からみなとみらいを撮影したものです。


日経の講演や書籍発行のプロモーションで、かなり動き回っていましたが、十分、「日本の良さを再発見する時間」がありました。アパートメントの廊下であった人たちの控えめな挨拶、みなとみらい駅に向かう途中のベンチで恥かしそうな様子で手を握りながら座っている若いカップル、docomoショップで私が悩んでいた日本の携帯電話の使い方を本社に電話をかけながら一生懸命教えてくれた若い女性(見習い中というカードがありました)、横浜美術館の前の噴水で3人の小さな子供たちに「ミスト(噴水による霧)」を浴びさせていた若い5人家族、早朝港の散歩道を走るミドルエイジの男性の笑顔など、みんなが楽しげで、私は何だかとっても嬉しく「Happy」で、ことあるごとにこの気分を話しています。

「自己主張と自己表現過多」ともいうべき米国社会に14年間暮らしていて、ちょっと忘れていた「日本の控えめな優しさと思いやり」を思い出し、さらに1人1人の社会における人間としての質の高さにすっかり感動しています。普段は滅多に行けない私の従兄弟たちが経営する焼き鳥屋「おおしば(拝島2店、福生、東中上と4店あります)」にも、夫と母と3人で出かけ、座敷で胡坐をかきながら、焼き鳥をほおばり、サワーを飲んで、だんだん日本の「人の顔が見えてきました」。

短期間の出張やビジネスミーティングだけではわかりにくい、日本人の底力と「たおやかな強さ」、さらに「日本の空気感」を感じることができて、今回の出張中、私の中の「日本人血中濃度」が久しぶりに高まりました。マーケターにとって最も重要なことは、こうした「空気感」の認識と把握、さらに数字には現われにくい「生活者の本音への直観力」です。またビジネス面では、講演や書籍発行に関連して多くの新しい人たちとお目にかかるチャンスが生まれ、、さらにその後オンライン上の講演や書籍に関するブログやコメントの鋭さによって、私はかなり刺激をうけています。

米国生活やオバマ政権に関して、山ほど書くことがたまっていますが、まずは「ディスカバージャパン」の気分を最初に伝えたく、エントリしました。

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ポップカルチャーのアイコンの死:マイケル・ジャクソン情報は津波となってオンラインを襲った

6/29/2009

 
日本に来て早一週間、その間に書籍の発行が始まり、書籍のプロモーション用のYouTubeのヴィデオ撮影、宣伝会議の編集長によるインタビュー、夫の引越しの手伝い、公私ともども様々な方たちとの大切な会食など、息つく暇もなく毎日が過ぎています。今日の午後、やっとホテルに入り、明日の日経NETMarketingのシンポジウムの特別セミナーの基調講演の準備に注力します。
その間、米国では、ファラ・フォーセットが亡くなり、さらにマイケル・ジャクソンが急死するという、ポップカルチャーのアイコン的な存在の死亡が伝えられています。さらに今日は、米国のインフォマーシャルのアイコン的存在であるBilly Mays(50歳)が急死したというニュースがありました。彼は、「Pitchman(ピッチマン)」と呼ばれるTVショッピングで製品を売り込んで多くのベストセラー製品を生み出した有名な人物です。死因は不明ですが、人の運命とは確かに明日をも知れないと実感します。

日本でCNNとかBBCを見ると、マイケルの死に関しては、「ブタのインフルエンザ騒動」と同様な感じで、朝から晩まで報道していますが、私も夫もマスメディアのこの極端な対応に対して、かなり冷ややかに見ています。確かに彼はポップカルチャーの巨星ですが、彼の後半生は幼児への性的な虐待や奇行、過激な整形手術、巨額の負債とか、実にタブロイドメディア的なアイコンで、なんともやりきれないものでした。メディアもあれほど彼に批判的であったにもかかわらず、彼のセンセーショナルな死に関しては、手のひらを返したように報道しているのを見て、「やれやれ」という感じです。

マイケルの死亡がオンラインに流れた瞬間から、Twitter、Facebook、芸能関係のサイト、ニュースメディアは、一時極端にアクセスしにくくなり、21世紀のオンラインユーザの関心が津波級になった時の怖さを、オンラインメディアは実感したようです。マイケルはグローバルなポップカルチャーのアイコンですので、全世界からアクセスがあり、そのモメンタムは、サイトのキャパを越えたようです。今後もこの手のことは起こるので、ライフラインでユーティリティとなっているオンラインは、ますますそのスケールと重要性を実感します。

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    大柴ひさみ

    日米両国でビジネス・マーケティング活動を、マーケターとして、消費­者として実践してきた大柴ひさみが語る「リアルな米国ビジネス&マーケティングのInsight」

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